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人の稽古を見ていると
自分の姿が
見えてくる。
見聞は、
自ら広めるべきもの。
機会は、
自分でつくるもの。
この足は、
そのためにある。
何もしなければ、
何も無い。
見て、
聞いて、
自らの手で触れて。
話しは、
それから。
ラジオのニュースで、伊勢神宮の斎宮跡とされる場所から“いろはうた”の書かれた土器が出土した、と伝えていた。
おそらく、斎宮に仕える女官が文字の稽古のために書いたものであろう、とのこと。
気になったのはニュースの内容よりも、DJが「女官」を“じょかん”と読み上げたこと。
私は、“にょかん”と教わっている。
“じょかん”?
そう読むことも出来ようが、しかし聞いたこともない。
職業柄、こういう事はとても気になるので、辞書をひいてみた。
「女官」
たしかに、“じょかん”でも載っていた。
しかし。
『ただしくは、にょかん』
DJは敢えてそう読んだのか、或いは知らずにか。
いづれにせよ、正しくない読みであったことに違いはない。
我々の先祖が受け継いできた日本語を受け継いでいないことは、自分の国の伝統的文化に理解が無いことくらい、恥ずかしいことだ。
ひと頃問題になった“ら抜き言葉”の話題になった時、或る若い女形役者が、
「聞く側に言っていることが伝われば、そんなものどうだっていいんじゃない?」
と言い放って話題を締めたのを聞いて、伝統文化に携わる資格なし、と内心大いに憤慨した事を、思い出す。
自分の姿が
見えてくる。
見聞は、
自ら広めるべきもの。
機会は、
自分でつくるもの。
この足は、
そのためにある。
何もしなければ、
何も無い。
見て、
聞いて、
自らの手で触れて。
話しは、
それから。
ラジオのニュースで、伊勢神宮の斎宮跡とされる場所から“いろはうた”の書かれた土器が出土した、と伝えていた。
おそらく、斎宮に仕える女官が文字の稽古のために書いたものであろう、とのこと。
気になったのはニュースの内容よりも、DJが「女官」を“じょかん”と読み上げたこと。
私は、“にょかん”と教わっている。
“じょかん”?
そう読むことも出来ようが、しかし聞いたこともない。
職業柄、こういう事はとても気になるので、辞書をひいてみた。
「女官」
たしかに、“じょかん”でも載っていた。
しかし。
『ただしくは、にょかん』
DJは敢えてそう読んだのか、或いは知らずにか。
いづれにせよ、正しくない読みであったことに違いはない。
我々の先祖が受け継いできた日本語を受け継いでいないことは、自分の国の伝統的文化に理解が無いことくらい、恥ずかしいことだ。
ひと頃問題になった“ら抜き言葉”の話題になった時、或る若い女形役者が、
「聞く側に言っていることが伝われば、そんなものどうだっていいんじゃない?」
と言い放って話題を締めたのを聞いて、伝統文化に携わる資格なし、と内心大いに憤慨した事を、思い出す。
地方ラジオ局の女性アナウンサーが
「市川猿之助」という名前を
「いちかわ さるのすけ」と読んだ。
お咎めはなかったのか、
世間の人も分からなかったのか、
未だにアナウンサーをしている。
可笑しいよね。
ビートルズ(古い?)や
プレスリーは知っているのに
日本の歌舞伎役者の名前を読めないで、
公共の電波にのる仕事をしてるんだから。
笑っちゃうよ!
日本人が
一番日本語を知らないのかも。