五月も、はや過ぎやうとしてゐる。“はや”と云ふほどに、私には今月の三十一日間が早く感じらるる。我が城における手猿樂の活動は幸ひ順調、本の山も僅かながら切り崩せり。まずは、安穏なる一ヶ月を過ごす。さりながら、マスクも生活補償金も我が城には音沙汰なく、為政者は無策のまま時を費やしたと評されても文句は言へまい。明日からは商業を通常に戻すやうだが、支那疫病の猛威はなんら収まっていないなかでのその流れが、私 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/chuspo/sports/chuspo-65152?fm=dこれは面白ひ!私は麻雀などの賭事は全くの門外漢ですが、かういふ主催者の感性、私は好きですね。しかも、“開催前に黒川前検事長が賭博容疑、起訴された場合は、自らの浅はかさを恥じて中止とします”と、強烈な皮肉を効かせた但し書きをつ . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mainichi/politics/mainichi-20200530k0000m010143000c?fm=dそもそも、かういふ結果を狙っての宣言解除──人体實験なわけですから、まずは結果オーライでありませう。むしろ、夜の飲食店などへ進んで検体として出かけてくれた尻 . . . 本文を読む
まだ辛うじて湿度の低い晴天なれば、買ひ物ついでに隣町までぐるりと歩く。かつて道々は徘徊する有象無象だらけで気持ち惡ひくらゐだったが、いまはほとんど拂拭されてゐる。それは、為政者の人体實験に検体として協力すべく、續々と街へ繰り出してゐるからだらう。もちろん私は、あのやうなバカげた實験に協力するつもりはない。地元密着派生活となってはや一ヶ月、退屈するどころか、やりたいこ . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/reuters/world/reuters-20200529076?fm=d今日確認された感染者數が二十二人、といふことになってゐるわ。確實に、人体實験の効果が表はれてゐるわね。ええ、面白ひまでに。それで、六月一日に“ステップ2”を実施?さう、劇場とかが、抑制解除になる . . . 本文を読む
衣替へで衣裳箱を開けたら、晒が反物状態で出て来た。今は昔、ある“お手傳ひ”のために用意させられたもので、その時は忌ま忌ましさのはうが勝ってゐたが、長い時間を経たいまになって、マスクといふ支那疫病予防の素材となる。朝鮮國自慢の「K防疫」とやらは美事に失敗崩壊、いま日本國もそのあとを追ってゐることは、都心部へ行かずとも地元の人の動きを眺めてゐるだけで充分に感じられる。“気の緩み”といふより、つひ先日ま . . . 本文を読む
謠本で古跡を訪ねんと、今日は「蟬丸」を手に取る。ところは逢坂山。作者は世阿彌。いつ頃の作かは知らぬが、美少年だった(とされる)時代に運を使ひ果たした不遇者でなければ筆写できない運命の悲哀を、道行やクセに格調高く凝縮させたところは、さすが“腐っても鯛”なり。私のやうな數奇モノが「あれ……?」と、何度もつっかへながら謠ってさへ、胸を抉られるものがある。ちなみに逢坂山は、かつて旧中山道を京 . . . 本文を読む
為政者が示す夏の行樂地における“三密”對策案に、思はず吹き出す。(※撮影 平成二十六年五月)“充分に間隔を開けませう”“海水浴場や海の家などは予約制に”──いづれも無理な注文といふか、非現實的過ぎる。海水浴場の開設を中止した自治体があるのは當然だ。これならばいっそのこと、「夏も引き續き“籠城”せよ!」と号令をかけたはうが早い。とにかく密集してお祭り騒ぎをするのが、夏の行樂なのだから。 . . . 本文を読む
主に飲食店などの個人事業主を、自力で再建させるための宣言解除だったゆゑ、もっとも不要不急な舞台関係は相変はらず冷や飯を食はされてゐる。今月に木挽町で十三代目になり損ねた父親殺しの荒事屋は、相変はらず亡妻のノロケ噺しか持ちネタが無いやうで、浮世ではその亡妻が誰であったかなど既に忘れ去ってゐることに気が付ひていない様子に、却って涙を誘ふ。為政者に補償金(助成金)を申請する以外に打開策を見いだせない或る . . . 本文を読む
朝にはせっかく覺えた“財産”を謠ひ、昼には古刹の竹林にて、籠城中にさらに創った新作を試演する。これもいつ初演出来るだらうか……?問ひに笹は、さらさらさら。若竹は明日へと直ぐに伸び、足許では蟻がせっせと糧を運ぶ。みんな、今日を生きてゐる。私は藝能を、心の糧に。 . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-200526X520?fm=d「第二波は必ず起こる」──やっと為政者から、ハッキリとわかりやすい言葉を得ることが出来ました。担當者がさう公けに明言してくれれば、こちらも「やはりさうなんだな……!」と緊張感を以て“第二波”に備へることが出来ますし、ま . . . 本文を読む
昼前に隣町まで買ひ物に行く。思ったとほり、をのこに“裸顔”が多い。為政者が「事態はほぼ収束」と断言すれば、支那病菌も即撤兵すると信じてゐるのだらう。もっとも、解釈は當人たちの勝手なれば、こちらが難じることでもない。ただ充分に避けてやり過ごしつつ、樂しい知らせを待つだけのことだ。さりながら、つひ先日までたとへ粗惡品であってもマスクを求めて血眼になってゐたであらう者ども . . . 本文を読む
何もしていない為政者が、さも自分の手柄のやうに「事態はほぼ収束」と誇らしげに断言してから、一夜明ける。もっとも、どこかで踏ん切りをつけなければ、これ以上の時間の浪費は出来なかったらう。──すべて國民任せで、自分は何もしていなかったのだから。窓から見る朝の町は、常の空気だ。いつものやうに出勤する人、この数ヶ月前で新たな日課になったらしい、ジョギングに打ち込む人──改めて仕事に向かふ人 . . . 本文を読む
為政者代表、「事態はほぼ収束(終息)した」と、断言せり。我が耳を疑ひ、そして唖然とす。そして、感染騒動はすでに過去のものになったかのやうな虚言の羅列。聞くに堪えない茶番會見!この為政者はこれまでに何度も無意味な會見を行なってきたが、今回のその極致である。そして、この男の為政者としての命運も、ここに尽きたと確信す。これが日本の國力の限界か……。明日からの、何の考へもない . . . 本文を読む
dmenuニュースよりhttp://topics.smt.docomo.ne.jp/article/asahi/nation/ASN5S67D1N5QUOOB00T?fm=d五島慶太翁は、私が尊敬する日本人の一人であります。緑の目蒲線に池上線、東横線を走る8000系や8090系、そしてアッと驚かされた9000系──子ども時分の、さうした東急線への樂しい思ひ出の基礎を創ってくれたのが、五島慶太翁だか . . . 本文を読む