午前中に隣町の古刹を訪ね、この騒動の最中に型が出来上ったばかりの一曲を、軽く試演する。これはいつ初演出来るだらうか……、とか、そんなことは考へない。その日が来るも来ないも、おのれ次第。それが、本當の特効薬。初夏の訪れに合はせて、甘酒も衣替へ。ちょっと塩気を感じてホッとして、時世に翻弄される木の葉に過ぎなゐおのれを知る。……また人々が道を彷徨ひはじめたぞや。なれば、城に戻らん。 . . . 本文を読む
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プロフィール
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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