昼下がり、首都高速道路の高架下に入って一息つきつつ、上を頻りに通過するクルマの音に、しばし耳を傾ける。戰後ニッポンの經済を最前線で支へてきた道。クルマが通るぶんだけ、ヒトが動き、モノが動き、おカネが動き──しかし、クニもヒトも富まない。税収が上がったのは、“割増料金”で私たちの財布からむしり取った結果にすぎない。この高速道路は、ハテどこにつながってゐるのかしらん。 . . . 本文を読む
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プロフィール
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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