迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

生經支柱。

2023-07-04 23:38:00 | 浮世見聞記


昼下がり、首都高速道路の高架下に入って一息つきつつ、上を頻りに通過するクルマの音に、しばし耳を傾ける。

戰後ニッポンの經済を最前線で支へてきた道。

クルマが通るぶんだけ、ヒトが動き、モノが動き、おカネが動き──

しかし、クニもヒトも富まない。


税収が上がったのは、“割増料金”で私たちの財布からむしり取った結果にすぎない。



この高速道路は、ハテどこにつながってゐるのかしらん。









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