「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

危険です! 若いお母さんの自転車運転

2006-09-04 06:01:37 | Weblog
都会で幼児を自転車の前と後ろの荷台に振り分けてペダルをこぐ
元気なお母さんの姿を多くみかける。いい加減くたびれかけた老人の
目には、嫉みもあるのかもしれないが、危なくて見ておれない。
自転車はむかし、車道しか走れなかった。その時代、警察は二人
乗りや無灯火にもっと目を光らせていた気がするのだがー。今は
三人乗りはおろか、荷台に少女を立たせたサーカスまがいの若者
がいても警察は取締まらない。無灯火など知らぬ顔だ。

きのう、近くのスーパーへ自転車で買物に行った。ゆっくりと慎
重に道の左側をこいでいたら、突然わずかな隙間を元気な少女が
猛スピードで追い抜こうとした。こちらは左折しようとしていた
ので危うく衝突しかけた。少女は顔とはうらはらの恐い目で僕を
にらみつけてきた。

どうも最近、交通法規に限らず社会の規範が緩んできたようだ。
すべて法で取締まれというではないが、世界中どこでも当り前
に守られているモラルは守り、無視する無法者は取締まり場合に
よっては罰金を科すべきだ。
子供のとき、何か悪いことをすると、母親から”お巡りさんを
呼びますよ”とよく言われたものだ。
幼児を二人、三人乗せた自転車運転が法に違反するかどうかは
知らないが、孫をもつ老人には危険に見える。老爺心ながら。