「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

「敬老の日」 戦後世代への苦言

2006-09-18 06:06:16 | Weblog
今日は「敬老の日」だ。「敬老の日」は9月15日だとばかり思っていたが、
先日,町からお祝いの”カステラ”が届き、9月の第3月曜日に変わったのを
想い出した。忘れっぽくなった老人には祝日は固定していたほうがよい。
現役には”ハッピー・マンディ”でも年寄りには格別ハッピーではない。
そこでと言うわけではないが「敬老の日」にかこつけて日頃の不満と鬱憤を
披瀝します。別にきれたわけではありません。ご安心を!



戦前の日本の社会には”長幼の序”があり、それで社会の秩序が保たれていた。
「三尺下がって師の影を踏まず」もその一つ。先生は尊敬の対象だった。それが
いつのまにか崩れ"仲間”同士となった。結果はセクハラ教師まで登場する始末。
戦後の"民主主義教育”で戦前は一段高かった教壇が撤去されたからだ。

マナーが悪くなった。戦前の「教育勅語」が廃止されたのと直接関係あると思い
たくないが目茶苦茶だ。近距離の電車での飲食、お化粧、行列の割り込み、携帯
電話を車内で切らない、床にぴたりと座り込むetc。枚挙にいとまがない、
「優先席」にわがもの顔に座り込み漫画本に読みふける、団塊世代とおぼしき
若年寄りは、まさに漫画の一こまだ。


道学者みたいなことを言うが外国に出て恥をかくのは自分達だ。シンガポールでは
車内で飲食すれば高い罰金刑。外国は外国というのならば、戦前のように警察力を
強化して、他人や社会に迷惑をかけた行為をすれば、どしどし取締ればよい。
老人のフラストレーションはなくなる。