「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

嘆かわしい わが”選良”のガラの悪さ。

2007-02-14 06:10:25 | Weblog
きのう衆議院予算委員会の国会中継をNHKテレビでみた。よほど
閑な人間か特別政治に関心があるもの以外、こんな番組はみない
と思う。全部通してみたわけではないが、その感想と印象。

政治家先生たちは、こんなにガラが悪かったのだろうかー。与党も
野党も発言者の声を掻き消すような野次をとばす。それもキタナイ
ガラの悪い声でで。彼らは僕らが選んだ”選良”なのだが、これで
は”選悪”である。せっかく国会内にカメラが入っているのだから与
野党協議の上で、マナーの悪い議員の顔をクローズアップしたらど
うだろうかー。

野党第一党、民主党代表代理の質問は野党ずれしてしまって沈鬱、
あのしかめっ面がいやらしい。勉強不足というか現状認識の甘い質
問もあった。夕張市の破産問題を追及した議員は北海道の依存体
質そのまま。この人が道の首長に当選すれば第二、第三の夕張が
出てくるかもしれない。

国民新党の質問には、あまり野次が飛ばなかった。政治家にも多
少先輩議員を立てる仁義があるのか、それとも質問に迫真力があ
ったのかー。

相変わらず、安倍総理には"美しい国”的美辞麗句がおおい。行動
もスタンドプレイと見られるものがある。東京で自殺者を救うため殉
職した警察官があったが、総理はこの方のお名前を間違っていって
いた。弔意を示されるのなら、きちんと正しい名前で呼んで頂きたい。
どうも周囲のお付が無神経な人のようだ。