小泉純一郎前総理が中川秀直・自民党幹事長と塩崎恭久官房長官に
言ったそうだ。「目先のことに鈍感になれ、鈍感力が大事だ。支持率に
ついて、いちいち気にするな」-僕はこれを新聞で読み”小泉さんらしい
うまいことを言うな”と思った。僕は「鈍感力」と聞きなれない言葉は小泉
さんの造語だと思っていた。ところが、そうではなく作家、渡辺淳一氏の
新刊の本のタイトルであった。僕も加齢で鈍感になっていた。
渡辺淳一氏は2月6日のブログでおよそ次のように書いておられる。
「鈍感なのは生きていく上で強い力になる。鈍感というと何か悪いイメー
ジのものと思われがちだが、そんなことはない。ひいひいと傷つきやすい
鋭く敏感なものより、たいていのことにはへこたれない、鋭くたくましいも
のこそ現代を生き抜く力だ」
これは渡辺淳一氏の人生哲学なのだろう。現代を生き抜くためには、こ
のような「鈍感力」が必要なのだろう。
しかし、中川、塩崎両氏は小泉さんが心配するほど”敏感な”政治家なの
だろうかー。どうも僕には逆のように思える。二人の発言はかなり「鈍感
力」の持ち主でないと出来ない。二人に限らず政治家は、僕ら一般人に比
べ相当に”鈍感”である。小泉さん、安心してください。
”鈍感”則長寿とは言えないかも知れないが、歴代の総理には長寿が多い。
鈴木善幸(93)岸信介(90)福田赳夫(90)片山哲(90)吉田茂(89)-ご存命だが
中曽根康弘(88)。
言ったそうだ。「目先のことに鈍感になれ、鈍感力が大事だ。支持率に
ついて、いちいち気にするな」-僕はこれを新聞で読み”小泉さんらしい
うまいことを言うな”と思った。僕は「鈍感力」と聞きなれない言葉は小泉
さんの造語だと思っていた。ところが、そうではなく作家、渡辺淳一氏の
新刊の本のタイトルであった。僕も加齢で鈍感になっていた。
渡辺淳一氏は2月6日のブログでおよそ次のように書いておられる。
「鈍感なのは生きていく上で強い力になる。鈍感というと何か悪いイメー
ジのものと思われがちだが、そんなことはない。ひいひいと傷つきやすい
鋭く敏感なものより、たいていのことにはへこたれない、鋭くたくましいも
のこそ現代を生き抜く力だ」
これは渡辺淳一氏の人生哲学なのだろう。現代を生き抜くためには、こ
のような「鈍感力」が必要なのだろう。
しかし、中川、塩崎両氏は小泉さんが心配するほど”敏感な”政治家なの
だろうかー。どうも僕には逆のように思える。二人の発言はかなり「鈍感
力」の持ち主でないと出来ない。二人に限らず政治家は、僕ら一般人に比
べ相当に”鈍感”である。小泉さん、安心してください。
”鈍感”則長寿とは言えないかも知れないが、歴代の総理には長寿が多い。
鈴木善幸(93)岸信介(90)福田赳夫(90)片山哲(90)吉田茂(89)-ご存命だが
中曽根康弘(88)。