「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

安倍”若殿”内閣、参院選前に改造を!

2007-02-20 06:40:54 | Weblog
戦後生まれの安倍”若殿”内閣に期待しているが、残念ながら
閣内外のタガがゆるみ、ガタがきているように僕には映る。早
急に改造して出直ししたらどうかー。出来るなら参院選前のほ
うが好い。

中川秀直・自民党幹事長は、きのうの政府・与党会議でも”忠誠
なき閣僚は去れ、閣議で入室した時、起立せず私語をしている閣
僚もいる”-と、ちょっと信じがたい発言をしていた。まるで子供に
さとすような言葉である。

「安倍政権、ベテラン閣僚が重荷」と新聞に書いてあった。そして
柳沢厚労相など失言、問題閣僚7人をリストアップしていた。いず
れも安倍総理より年齢が上、当選回数が多い。安倍内閣にはこの
7人を含め戦前生れの大臣が10人もいる(70代が4人)。日本の
人口の7割以上が戦後生まれだというのに。

同じ50代で総理になった田中角栄内閣も中曽根通産相(当時)を除
けば"角さん”より年上だったが、今回のようなことはなかった。多分
副総理格の三木武夫氏、官房長官の二階堂進氏、党幹事長の橋本
登美三郎氏が上手に若い総理を補佐していたのであろう。

第一次田中内閣は日中国交正常化を実現させたものの168日の短命
内閣であった。安倍内閣もそろそろ発足150日である。日数だけで言
えば内閣改造をしてもおかしくはない。こんなに閣内外に問題を抱えて
いては安倍総理の崇高な理想も実現できない。