「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

        民主党の”同じ柳の下の泥鰌"作戦

2009-07-08 04:38:44 | Weblog
東京都選挙管理委員会から「選挙公報」が配られてきて驚いた。僕の住む選挙区の
立候補の中に民主党から一人女性の新顔の名前と写真が載っていた。今まで新聞
などの立候補予定者の中にはなかった人だ。言ってみれば、公示前の”駆け込み”
立候補だ。

今度の都議選には民主党からのこのような”駆け込み”立候補者が目に付く。僕の選
挙区だけではない。ざあっと調べてみると”駆け込み”立候補者、それも20台から30代
の新人が15人もいる。明らかに、最近話題になった千葉、横須賀の若い市長誕生を意
識した民主党の戦術だ。果たして”同じ柳の下の泥鰌”になるかどうかー。

都心の一人区には20代の新人をぶつけてきた。自民党の金城湯池区だが、立候補者
は70歳。話題つくりとは思うが、案の定NHKが首都圏ローカルで扱っていた。カメラは
応援の自民党古賀選対委員長を追っていたが、先日東国原知事の立候補懇請で話題
になったばかりの人物。これが凶とでるか吉とでるかー。

公職選挙を「ドラマ」に例えるのは不謹慎だが、民主党の選対には演出者がいるが、自民
党にはいないように見える。20代、30代の若い新人候補を急遽たてたのは”演出”である。
良い悪いは別にして空気を読む力がある。昨日、老妻が外出して一人で留守番をしていたら
二人の民主党からの立候補に危機感をもった政党支持者が3人も”よろしく”と挨拶にきた。
自民党の支持者からの挨拶ではない。