腹腔鏡による大腸がん摘出手術後初めての外来診察に昨日、国立病院に出かけてきた。退院してから約1か月、経過を心配していたが、良好のようで執刀医からもOKだとの”お墨付き”を頂いた。服用薬も1種類減らし、次回の診断は、年が明けた2月中旬だとのこと。まずは一安心だ。
今年夏の東京目黒区の定期無料診断の検便で、大腸がんの疑いありと診断され、近くの国立病院の精密検査の結果、手術することになった。過去に4回膀胱がんの手術を受けてはいるが、他の臓器には転移しないと聞いていたので、自分なりの判断で、大腸がんと診断され、ショックであった。80歳半ばの高齢なので、できれば手術はしたくなかったが、病院側が事前に精密検査を行い、医師の説得で腹腔鏡による手術となった。
がんの治療は内科とばかり思っていた程度の医学知識の僕である。慌ててネットで腹腔鏡手術を俄か勉強したが、従来の開腹手術と違って、おなかをきらず、おへそのまわりに4,5か所小さなアナをあけ、そこから腹腔鏡をいれて、患部を切除し取り出す手術だと理解した。手術を了解したからには、”俎板の鯉”である。全身麻酔で手術の事は覚えていなかったが、朝の9時から始まって、麻酔から覚め病室に戻ったのは夕方4時であった。腹部の脂肪が普通の人より厚かったため、時間がかかったそうで、執刀医にはご迷惑をかけた。
昨日の新聞に群馬大学付属病院で、最近,腹腔鏡手術を受けた約100人の患者のうち8人が手術後3か月以内に死亡、問題になっている、とあった。素人で詳しいことはわからないが、執刀した医師は、同じ先生で、事故後病院内でこれが問題にならなかったらしい。腹腔手術は、日本ではすでに10年の歴史があり、がん手術の主流だそうだが、このニュースを知り、改めて執刀医の先生をはじめ病院側の関係者のご努力に感謝する次第である。
今年夏の東京目黒区の定期無料診断の検便で、大腸がんの疑いありと診断され、近くの国立病院の精密検査の結果、手術することになった。過去に4回膀胱がんの手術を受けてはいるが、他の臓器には転移しないと聞いていたので、自分なりの判断で、大腸がんと診断され、ショックであった。80歳半ばの高齢なので、できれば手術はしたくなかったが、病院側が事前に精密検査を行い、医師の説得で腹腔鏡による手術となった。
がんの治療は内科とばかり思っていた程度の医学知識の僕である。慌ててネットで腹腔鏡手術を俄か勉強したが、従来の開腹手術と違って、おなかをきらず、おへそのまわりに4,5か所小さなアナをあけ、そこから腹腔鏡をいれて、患部を切除し取り出す手術だと理解した。手術を了解したからには、”俎板の鯉”である。全身麻酔で手術の事は覚えていなかったが、朝の9時から始まって、麻酔から覚め病室に戻ったのは夕方4時であった。腹部の脂肪が普通の人より厚かったため、時間がかかったそうで、執刀医にはご迷惑をかけた。
昨日の新聞に群馬大学付属病院で、最近,腹腔鏡手術を受けた約100人の患者のうち8人が手術後3か月以内に死亡、問題になっている、とあった。素人で詳しいことはわからないが、執刀した医師は、同じ先生で、事故後病院内でこれが問題にならなかったらしい。腹腔手術は、日本ではすでに10年の歴史があり、がん手術の主流だそうだが、このニュースを知り、改めて執刀医の先生をはじめ病院側の関係者のご努力に感謝する次第である。