今回の福島への旅は,普段、思考が止まってしまったような80老にとっては色々と新発見があり、刺激が多かった。その一つは山深い阿武隈山中に建設中の風力発電所の巨大なブレード(羽根)群の異様な風景であった。一時間に一本の磐越東線の神俣駅から、知り合いの老人施設へ向かう途中の山上に、このブレード群はあった。
電力資源開発が進めている「桧山高原風力発電所」で、福島原発事故の避難地域の川内村から田村市にかけての標高800メートルから1,000メートルの山頂に建てられている。将来的には23基のブレードを持ち28,000KWの電力を供給する施設になる。これを見て僕は最初、さすが原発事故を体験した地域だ。自然エネルギーへの発想転換も早いと感心した。
ところが、地元の案内の人に聞くと、この風力発電について、すでに地元の一部から反対の声が出ているのだそうだ。建設現場近くを水源とする夏井川の清流にコンクリート残滓が流れ込み、ヤマメやイワナが死亡したとか、ブレードの回転から発する騒音で、住民がそのストレスから睡眠不足になるとか、あるいは、ブレードの回転による低周波音が健康によくないといった苦情である。
今回、東京から郡山まで高速バス往復したが、東北高速道の沿道の所どころに太陽発電の発電板群をみた。風力発電といい太陽発電といい、僕ら古い人間には自然破壊のように目に映る。しかし原発に比べれば、はるかに安全な持続可能なエネルギー源だと思っていた。しかし、風力発電について、すでに環境破壊だとして反対の声が上がっていると聞き、難しいものだろ実感した。何か新しいものを始める時の障害程度のものならよいのだが―。原発事故の被災地だけに慎重に計画を進めて貰いたい。
電力資源開発が進めている「桧山高原風力発電所」で、福島原発事故の避難地域の川内村から田村市にかけての標高800メートルから1,000メートルの山頂に建てられている。将来的には23基のブレードを持ち28,000KWの電力を供給する施設になる。これを見て僕は最初、さすが原発事故を体験した地域だ。自然エネルギーへの発想転換も早いと感心した。
ところが、地元の案内の人に聞くと、この風力発電について、すでに地元の一部から反対の声が出ているのだそうだ。建設現場近くを水源とする夏井川の清流にコンクリート残滓が流れ込み、ヤマメやイワナが死亡したとか、ブレードの回転から発する騒音で、住民がそのストレスから睡眠不足になるとか、あるいは、ブレードの回転による低周波音が健康によくないといった苦情である。
今回、東京から郡山まで高速バス往復したが、東北高速道の沿道の所どころに太陽発電の発電板群をみた。風力発電といい太陽発電といい、僕ら古い人間には自然破壊のように目に映る。しかし原発に比べれば、はるかに安全な持続可能なエネルギー源だと思っていた。しかし、風力発電について、すでに環境破壊だとして反対の声が上がっていると聞き、難しいものだろ実感した。何か新しいものを始める時の障害程度のものならよいのだが―。原発事故の被災地だけに慎重に計画を進めて貰いたい。