「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

「年賀はがき」当たりましたか 相変わらずの殿様商売

2017-01-19 07:24:04 | 2012・1・1
わが家の近くの駅前通りの郵便局は、戦前からの敷地に建っているので局舎もせまく、いつ行っても満員である。年金支給日には行列が外にまであふれている。その多忙さからであろう。局員のサービスも悪い。そこで、僕は多少遠くても、バスに乗って本局(いまでもそう呼ぶのだろうか)へ行くことにしている。民間会社なら、建物を拡充したり、移転すると思うが、郵政民営化から10年経っているのに相変わらず役所体質は変わっていない。

9年前の平成20年1月29日の小ブログで、僕は”「年賀葉書」当たりましたかという表題で、200枚頂戴した「年賀葉書」なのに最下等の切手シートが僅か3枚だったと文句を言っている。今年も当たったのは切手シート3枚だったが、長い時間待たされるのがいやなので、本局へ出かけて貰ってきたが、いつもの年に比べてシートが貧弱に思えたのは気のせいであろうか。縦6センチ横7センチほどのシートに酉年なのだろう、一対のトリが描かれているが、52円も82円の切手も方向が違うだけで、年寄りには間違いやすい。

9年前のブログによれば、「年賀葉書」はこの年、36億8700万枚発行されていたが、今年は27億8500万枚に急減している。もっともわが家に届いた賀状も100枚ちょっとだから、確率的にはよくなっている。しかし、僕の目には、昔に比べてシートが貧弱に映る。シートには”お年玉”と印刷されているが、"お年玉”と呼ぶには、ちょっと僭越すぎるのでは。民間会社の商売ではない。相変わらずの殿様商売である。