「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

人を見る目がない民進党の前原代表

2017-09-08 06:52:46 | 2012・1・1
船出したばかりの民進党の「前原丸」は、幹事長に名が上がっていた山尾志桜里.元政調会長の”不倫”問題でケチがついてしまった。よほど前原誠司氏という政治家は運のない政治家だ。2006年、民主党の代表に選ばれた時も、堀江メール問題をめぐる永田壽彦議員の国会質疑が発端でで、僅か6か月で代表の座を去っている。

この時の国会混乱を収拾したのが、民主党の渡部恒三議員だった。渡部議員は衆院副議長まで経験した党の長老議員で、歯に衣をきせぬ発言から”黄門さま”と呼ばれていた。渡部氏は国会の混乱収拾のため推されて国対委員長に就任したが、自らの党の代表の前原氏をを指して”人を見る目がない”と永田議員に国会質問をさせた前原氏を批判した。

今回の山尾志桜里議員の”不倫”問題もそうだ。週刊誌の報道がなければ、恐らく山尾氏は幹事長に就任していたであろう。まさか、山尾氏の”保育園落ちた、日本死ね”の国会質問で、山尾議員の発信力を買っていたとは思わないが、やはり”人を見る目がないと言われても仕方がない。

当時の渡部”黄門さま”の話にはこんな落ちがつく。前原氏が代表辞任後の”ご苦労さん”の会で、渡部氏は、党の再建を祈願して、郷里会津の”起き上がり小法師”人形を贈ったが、何故か前原氏の人形は起き上がらなかったという。以来、”黄門さま”は、前原氏には頭が上がらなうそうだ。渡部氏らしい話だが、山尾志桜里議員のスキャンダルを見ていると、前原氏にはやはり”人を見る目がない”よううだ、