「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

外国人労働者の入国枠拡大と八千代町の実習生による殺人事件

2019-09-04 05:03:41 | 2012・1・1

茨城県八千代町の住宅で深夜老人夫婦が死傷され、近くに住むベトナム人の農業実習生(21)が逮捕された。青年は昨年11月、企業の実習生として来日、町内の外国人実習生共同住宅に住み、被害者の住宅近くでも作業をしていた。八千代町は茨城県の西部にあり、町ではあるが、白菜の生産量日本一という「農村」である。

事件んを知って僕は今年4月から実施された外国人労働者増を狙いにした入管法改正について思い起した、当時小ブログは”入管法改正、見切り発車で大丈夫なのか”(3月31日更新)と批判した。かってボランティアとしてインドネシア人の就労活動を援助したことがあり、多少この面で知識があった。僕の経験では外国人就労をめぐって最大の問題は就労ブローの介在であった。

やはり、僕が危惧した通りであった、それも政府のおえら方が介在していたというので驚いた。厚労省の政府NO3の政務官が、法務省入管管理庁への”口きき料”を取っていたのだという。私利私欲殻からの行為ではなそうだが、官庁間でこのような取引が行われていたとすれば、何のための入管法改正だかわっからない。

企業実習生にはなん種類かあって滞在許可年数も違うが、4月からの法改正で、将来的には最大20年も滞在仕事ができるという。八千代町の容疑者の青年は昨年11月来日したそうだがら、法的には滞在期間はあと2か月である。犯罪との間にこれが関係あるかどうかは不明だが、4月の法改正後,外国人労働者の間にどのような変化が出てきたのであろうか。