「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

横綱不在 出ると負けの大関 大荒れの秋場所

2019-09-15 07:02:55 | 2012・1・1
大相撲9月場所が大荒れだ。中日を待たずに役力士の全勝は一人もいない。今場所は1横綱、鶴竜、2大関、豪栄道、栃ノ心で初日をあけたが、6日目、この3力士がそろって負け、続いて7日目も鶴竜、栃ノ心が連続して土俵にはい、鶴竜は3連敗の上、8日目から休場、豪栄道は8日目も負けた。

双葉山の69連勝時代からの相撲ファンだが、あまり、こういった無様な場所は記憶にない。今年引退した稀勢の里が1月場所、横綱8連敗という記録があるが、場所をまたぎ,不戦敗を含んでものだ。昨年、同じ稀勢の里が11月場所で4連敗を記録しているが87年ぶりの記録、鶴竜はこれに並ぶものだ。

今場所は大荒れの相撲だけでなく、お茶の間ファンとっては珍しい場面を見ることが多い、6日目の土俵では立行事、木村玉次郎が貴景勝と遠藤との激しい相撲についてゆけず土俵から転落ケガをした、それでも軍配を上げたのはアッパレであるが。7日目、前頭3枚目の友風が先場所についで横綱鶴竜を破り金場所をあげ、テレビ会見に臨んだが嬉しさで男泣きしていた。これもあまり見たことはない風景だ。..

まだ後半、7日間が残っている。土俵がどう展開してゆくか予断は許さないが、横綱大関が怪我や病気を理由に次々休場し一人もいなくなる事態にならなければよいのだが。