「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

 「敬老の日」「 老人週間」について考える

2019-09-17 05:21:12 | 2012・1・1
昨日9月15日は9月の第3月曜日、2002年の祝日法改正による「敬老の日」の祝日だが、もともと01年の老人福祉法で15日から21日までの1週間は「老人.老人週間」と決まっている。今でも内閣府はこれにより諸々の行事が行われている。ややこしい。”敬老週間”でなくて何故”老人週間”なのか。そう思うのは年寄りのヒガミからであろうか。

今年令和元年の「老人の日.老人週間」の内閣府のスローガンは”みんなで築こう活力ある安心で健康長寿社会”である。幸い、僕ら夫婦は合計年齢、175歳で、国から介護認定を受けているが、二人とも他人の世話は受けず健康に生活しているが、周囲をみると必ずしもそうではない。

先日、厚労省から今年全国で百歳以上の日本人が初めて7万人が越えたと発表があった。半世紀少し前の1963年のはわずか153人に過ぎなかった。これから先の超高齢化社会の到来は確実である。しかし、超高齢化が進んでも健康社会でなくてはならない。

「敬老の日」”カステラ”や”銀杯”を頂くのもうれしいが、年に一回ぐらい、周囲の老人を囲む色々の問題に国民全体が目を向けてもよい。老人週間中、東京では”60歳”以上の年寄りには都内の庭園や動物園が無料で開放されるが、問題はそんなことではない。