「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

世界で注目される20人 クールとセクシー小泉進次郎環境相

2020-01-08 05:29:01 | 2012・1・1
小泉進次郎環境大臣が英国の新聞「タイムス」紙の今年世界で注目される一人に日本から選ばれた。これをめぐってテレビの情報番組が格好の話題にしている。「タイムス」紙は”小泉大臣は顔はハンサムだが、独自の考えを持たない世襲の政治貴族か、それとも同世代の最も魅力的な政治家なのか"と問いかけながら進次郎氏を紹介しているそうだ。

僕はこの「タイムス」を読んでいないし、進次郎大臣にもそれほど興味があるほどではない。純一郎総理の御曹司(次男坊)で、38歳と若く、どちらといえば、アウトスポークンで、美人タレント,滝川クリステルさんと結婚、出産時に大臣として有給休暇を取るかどうかぐらいの知識だ。

その進次郎大臣が昨年の国連総会の集まりで”気候変動はクールでセクシーな問題だと発言、英語がネーテイブではない日本人を驚かせた。一般日本人には”セクシー”とは別問題で気候変動とは結びつかない。失礼だが、進次郎大臣は環境問題の専門家ではない。公式の場で石炭火力削減の具体的な数字を問うてるわけではない。しかし、あまり気をてらった発言は如何がものか。

進次郎大臣が政治家が好きな漢語の格言(戦国策.燕策)を使って“隗より始めよ”といっていた。”人にこのようにしろというよりも、自分がまず始めよ”(三省堂慣用句辞典))という意味だそうだ。その通りである。次期総理という声があるが、僕には早すぎる気がする。