「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

80歳代を無事健康で生き延びるには

2020-01-10 06:44:03 | 2012・1・1
10年前、2010年1月の日記帳を読み直してみると、僕は国立病院のMRI(磁気共鳴画像)検査で膀胱癌(がん)の再発が見つかり26日から入院している。数え年80歳の時だが、それから10年、今年90歳卆寿の年を迎えた。いってみれば、80歳代の10年間だったが、数えてみたらなんと6回も入院(うち2回は大腸癌、2回は膀胱癌摘出出術)をしていた。波乱の10年、よくぞ元気で生き延びてきたものだ。

僕が初めて膀胱癌が見つかったのは、さらに20年前の2000年10月、血尿と激痛が出たが、町医者の誤診から癌と判らず多少手遅れだったが、無事120日入院無事だった。それから5年、患部に抗癌剤を注入通院、無事解放された。2000年から2010年までは、僕にとって70歳代だったが、入院はこの癌のほか白内障の一回だけだった。しかし、血糖値が若干高く、糖尿予備軍として月に1回通院し投薬を受け、生活習慣病予防につとめ節酒した。が、今から考えて問題だったのは膝の痛みについて専門医の診断を受けず、自己流にスポーツジムに通ったりしたりなどしていたことだ。

結局、2013年、僕は82歳の時、専門医の診断で80日間、糖尿の治療を受けながら、70日間入院、左膝の人工関節の置換手術を受けた。手術後5年間,観察治療を受けたが、今でも通院介護で週に1回、リハビリしいる。

70歳代と80歳代とでは体力が違う。出術によっては80歳代では人によっては出術出来ないという。僕の場合は幸い体力があり、いずれの癌も早期発見され、ステージ2であったことだ。自治体の無料定期診断検査は必ず受け、問題があれば専門医の診断を受けるべきだ、