新型コロナ.ウィルスの拡大に備えて安倍晋三総理が”躊躇なく”断腸の思い”で下した学校閉鎖などの説明会ともいうべき記者会見を昨夕テレビでみた。連日、総理批判で恐縮だが今日も年寄りからのお小言。総理の会見は30分余りだったが、ほとんどが”唐突”と批判のある学校閉鎖の釈明であり、”後付け”措置の発表だった。
昨日も総理はノー.マスクで会場に現れたが、北海道では非常事態宣言が出ている。防護服とまではいかなくと、マスクはつけ、発言の際一言あってマスクを外し会見にのぞむべきではないだろうか。マスク不足が問題になるほど、国民は今、日常的にマスクをつけている。そのトップや周囲がこれを守らないのはおかしい。
韓国のここへきての新型コロナウィルス感染者の急増は異常だ。昨日一日だけで大邱(てぐ)を中心に813人も集団発生し、累計3150人、これは中国の一日だけの427人より上だ。安倍総理の会見では日本の全体的な現状説明はなかったが、韓国の感染者数はケタが違う。隣国であり、当然総理からこれに対して説明対策があってもしかるべきだが、総理は記者の外国人の入国拒否の質問に対して”どこの地域を入国拒否とするかは感染者数や移動制限措置の動向を分析し必要ならば”躊躇なく”講じると答えていた。”老爺心”ながら心配だ。