小池百合子都知事が25日夕方の緊急記者会見で今週末、都民の不要不急の外出禁止を要望し東京の”ロックアウト”(都市閉鎖)を示唆した。東京都内の新型コロナウィルスの感染者数が25日、1日で41人と”オーバーシュート”(爆発的急増)したのを受けての会見であった。小池知事の外来語好きは今に始まったことではない。就任時の”ダイバーシテイ”(多様な人材活用)、「希望の党」設立際時のカント哲学の借用語”アウフヘーベン”(弁証法止揚)などなど。
東京の新型コロナウイルスの感染者数は26日も前老が、日の41人に比べ6人増加47人と最多を記録した。これを専門用語で”オーバーシュート”というのかどうか一般都民には解らない。”ロックアウト”につても同じだ。理解できないだけに、大変なことが発生したと思う。。何故平易な言葉を使って説明しないのか。知事の会見の後、都内のスーパーからお米などの食料品が消え始めているという。
小池知事の発言でもう一つ気になるのは”ロックアウト”はある程度政治的判断で行う”言っていることだ。思い過ごしかも知れないのは東京五輪は1年後に延期されたが、小池知事の期限が6月に切れ、7月に選挙があることだ。伝えられるところによれば、自民党は候補を立てないという。コロナウィルスが”オーバーシュート”するかどうか。誰もがが鎮静化を願っている。”脅し”にもなる言葉遊びは謹んでもらいたい。