「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

「カネのなる木」はあるのか 現金給与の緊急経済対策

2020-03-19 07:41:11 | 2012・1・1
自民公明与党が新型コロナ.ウィルスのパンデミックによる経済不況に対処して早急に緊急対策を検討することになり、政府との間で調整に入った。新聞報道によると、30兆円をこす大規模で国民への現金給与が柱だという。金額のケタが大きすぎて僕には今一つ分らないが、平成21年のリーマン.ショックの後にも景気浮揚策として僕ら老人もいくらか貰ったのを想い出したが効果があったのだろうか。

現金給与について早くも野党からバラマキだとの批判が出ている。これに対して、公明党は”将来に明るいに希望が持てる政策だ”と実施に前向きだが、経済音痴の僕がみても財源はどうするのか首を傾げる。消費税をまた上げるのか。「カネのなる木」でもあると思われているのか。

わが家の二階の廊下の隅に鉢植えの「カネのなる木」があり真っ盛りである(写真)。外国では葉がコインに似ている所から、「doller Plant」と呼ばれ縁起の良い花とされている。10数年前新築祝いに知人から頂戴したものだが、数年前から桜のこの季節に併せて咲き出した。

東京五輪パラリンピックは予定通り開催の運びで来週にはギリシャから聖火が運ばれてくる。福島の「Jビレッジ」を出発に全国各地へ運ばれて行く。コロナ.ウィルスの感染拡大を懸念して聖火の沿道には集まるなという声もあるが、一つのセレモニーである。現金を頂戴すりょりも国をあげてテレビでリレーを見ただけで気分は明るくなる。「カネのなる木」効果でよいのだ。