遠いはるか海の向こうの話とはいえ89歳の疾患持ちの老人にはショックである。新型コロナ.ウィルスの猛威は衰えず感染者数は31万人を超え、死者の数も1万3000人を突破した。なかでも突出しているのはイタリアで、1日当たりの死者数が22日、7651人、累計で5560人、世界で初めて中国をぬいた。
これに関連にして、産経新聞のパり発特派員電(3月22日付首都圏版6面)で"イタリアでコロナ死最多は何故”の中で、死者の多くは老人の院内感染で、それも99%が高血圧(76%)高血糖(36%)だとのことだ。僕も月に1回、HbAlcが7%とと高く治療を受け薬を頂戴していて他人ごとではない。
寡聞にして知らなかったが産経パリ発電によると、イタリアは65歳以上の高齢者が22.6%とでEU国内で一番高く、世界では日本についで二番目の高齢国だとのことだ。しかし、幸いわが国では22日の新たな患者数は47人、死者数は5人、累計でも49人とおさえこまれている。
ただ油断は禁物だ。大分県の国立医療センターで、看護師、入院患者7人が集団感染(クラスタ―)していた。拡大しなければよいが。僕も年に数回だが、東京の同じ機構の病院を受診しているだけに疾病老人には心配である。