「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

阿倍総理の国会マスク姿 しっかりした舵取りを

2020-04-02 05:42:08 | 2012・1・1
昨日1週間ぶりに外出先のリハビリ介護施設から帰宅、テレビで参院決算委の中継を見たら阿倍晋三総理をはじめ閣僚、関係委員が全員マスク姿であった。国会内に新型コロナウィルスの感染者がでたのか思ったらそうではない。どうやら政府が今月中旬、全世帯に無料で配布するというマスクの宣伝をかねてのお披露目みたい。急媚の感染拡大防止策とは直接関係ないようである。

小ブログは1か月ほど前の2月27日と29日更新の記事の中で「国会内は無菌..........」(27日)「総理の決断...........」(29日)の2回にわたって、安倍総理が国民にマスク着用を呼び掛けながら国会内をはじめマスク姿の露出度が少ないと批判、指導者としての”演出”からもマスクをつけるべきだと提唱した。総理のマスク姿云々がウィルスの感染拡大に関係ないがもっと早くつけても問題があったわけではない。

昨日の政府専門家会議で新型コロナウィルスの感染区域を「確認」「未確認」「警戒」の三区分してそれぞれに応じて具体的な対応策が明示されている。それぞれ頭の中では理解できるが実際に行動するとなるとどうだろううか。今、国民が最大の関心事は感染の経路がはっきりしないこと。感染が爆発的にオーバーシュートして医療崩壊に通じはしないかということだ。一世帯に布製のマスク2枚を頂戴することではない。しっかりした舵取りをお願いしたい。

(小ブログのコメンテーターlordyupa様から小ブログ「春の雪どけ.........」(3月25日更新)に対するコメントとして中国から日本に贈られてきたマスクについて興味ある一文が寄せられました)