「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

緊急事態宣言全国拡大の中 やっと政府支給のマスクが届きまいた

2020-04-17 06:32:57 | 2012・1・1

昨夜(17日)の政府コロナウィルス対策会議で東京など7都府県に発令されている緊急事態宣言を全国に適用されることになった。コロナウィルス感染者は昨日も新たに全国で577人で確認され、これで国内、感染者はクルーズ船の感染者を入れ1万人を超えた。とくに7日に5千人を超えてから10日足らずで倍増する勢いだ。緊急事態宣言の全国適用は遅きに失するというのが大方の意見のようである。

マスコミの世論調査によると、例えば政権寄りといわれる、FNN産経調査でさえ、安倍内閣のコロナウィルス対策は遅すぎるが8割を超え、内閣への支持率と不支持率とが逆転している。小ブログもどちらかといえば一貫して安倍政権にエールを送ってきたが、ことコロナウィルスへの対応に関しては首を傾げ批判し続けている。その象徴ともいえる布製マスクが僕が膝のリハビリでお世話になっているで介護施設(休園中)を通じて国(厚労省)から届いた。同封の挨拶文によると、政府の3月10日の決定で国民一人当たり無料で配布されることになっているが、これに先立ち、介護施設関係者、利用者へ特別に配布されたものだ。

コロナウィルス感染者がまだ中国や韓国など特定の国に限られている頃から、わが国ではマスク不足は問題化され、菅義偉官房長官は2月21日の記者会見で”官民一体となって24時間体制で1億枚生産すると約束していた。この約束は1人2枚にせよ果たされたわけだが、余りにもスピード感がない。国会では一度閣議決定までされていた政府補正予算案を蒸し返し、再審議するようだが、今回の緊急事態宣言絵もそうだが、安倍総理に何か迷いと狂いが出てきたのか心配だ。