東京都の新型コロナウィルス感染者数は26日、1日当たりでは、72人と13日以来100人台を続けてきたがやっと。これをを割り込んだ。17日には,201人記録してoおり、これからみれば三分の一の減り方。東京都の関係者は26日は検体数が少なかったのを一因としているが、心配されているオーバーシュート(爆発的発生)が抑止されているのは事実でほっとしている。
馬齢を重ねると、物事、近視眼的になり、自分の身近な問題に目が行きがちだが、コロナニュースの氾濫の中で僕は伊勢崎市(群馬県)で発生した有料老人ホームのコロナウィルスによるクラスターが一番ショックである。すでに施設の入居者、職員など61人が感染し80歳から90歳までの老人11人が死亡している。高齢者介護施設の全国的な記録は見当たらないが、千葉市の老人施設でも入居者3人が感染した後も施設で療養を続け死亡したという。
医療と介護とは違うが、27日付の産経新聞(首都圏版総合面)に「院内感染 54施設 783人」という見出しで日本看護協会の調査結果が載っていた。これと「不要不急」「三密」「stay hime 」とどう関係がか知らないが、基礎疾患で毎月病院通いしている老人には心配だ。それ以上に心配なのは介護施設である。老人施設といっても公認の特別養護老人ホームから老人だけが住むアパートまである。クラスターになる危険性は素人がみてもある。