産労総合研究所の調査(2002年)によると、単身赴任者は
全国で70万人に上る。この数は1990年の調査が40万人だから
70%増である。現役のとき僕にも三回経験がある。
単身赴任の煩わしさと悲哀は経験者だけにしかわからない。
1969年、僕は東京から初めて河北の地、郡山に単身赴任した。
新幹線の開通前、特急で2時間40分かかった時代だ。子供が
まだ小さく、月に2回、家に帰るのが何よりの楽しみだった。
しかし、単身生活にはつきものの暴飲暴食。後ヤクの年、ついに
倒れて入院した。
単身赴任は高度成長の"あだ花"である。昔から転勤はあったが
官庁なり企業がそれなりの対応をし、個人も自分の持ち家とか
子供の教育にへばりついたりはしなかった。価値の多様化した
現在、なんとか、この非人間的な制度を廃止したいものだ。
きょう、これから36年前の単身赴任地、郡山へ出かける。新幹線
を使えば僅か1時間の距離になった。
全国で70万人に上る。この数は1990年の調査が40万人だから
70%増である。現役のとき僕にも三回経験がある。
単身赴任の煩わしさと悲哀は経験者だけにしかわからない。
1969年、僕は東京から初めて河北の地、郡山に単身赴任した。
新幹線の開通前、特急で2時間40分かかった時代だ。子供が
まだ小さく、月に2回、家に帰るのが何よりの楽しみだった。
しかし、単身生活にはつきものの暴飲暴食。後ヤクの年、ついに
倒れて入院した。
単身赴任は高度成長の"あだ花"である。昔から転勤はあったが
官庁なり企業がそれなりの対応をし、個人も自分の持ち家とか
子供の教育にへばりついたりはしなかった。価値の多様化した
現在、なんとか、この非人間的な制度を廃止したいものだ。
きょう、これから36年前の単身赴任地、郡山へ出かける。新幹線
を使えば僅か1時間の距離になった。