「老人タイムス」私説

昭和の一ケタ世代も高齢になりました。この世代が現在の世相をどう見て、考えているかーそのひとり言。

健康寿命は延びたというけど

2021-12-21 09:19:04 | 2012・1・1
厚労省から3年ぶりに日本人の平均「健康寿命」が発表になった。「健康寿命」とは、介護を受けたり、寝たきりに成らずに日常生活を送れる期間をいうものだそうだ。令和元年時だが、男性は72.68歳、女性は75.38歳だった、これは前回の調査、平成28年時の男性72,14歳、女性74.79歳に比べると微増しているが、手放しで喜んでよいものか。

卒寿を過ぎた老生が介護の認定を受けたのは平成18年、84歳のとき左膝の人工関節手術を受け身障者手帳を頂戴してからだ。同じ時期ほぼ同年齢の老妻も乳がんの手術を受けた後地域の福祉包括センターから要介護1と認定された。

超高齢化で今年の日本人の平均寿命は男性81,45歳、女性87.45才。「健康寿命」と比較すると、男性では10歳近く、女性では12歳も差がある。この差は何を意味するのか。やはり、いつまでも「健康寿命」を維持していたいものだ。

47都道府県 旅ゆかば 笛吹市 桃源郷 石和温泉

2021-12-20 06:28:19 | 2012・1・1
甲府盆地の人口7万人ほどの小さな市だが、自治体としての桃の年間生産量は14,400トンで日本一。文字通り「桃源郷」だ。といっても笛吹市の名前は戦前から石和の甲州ブドウの産地としての名のほうが通っているのでは。その笛吹市は平成17年,石和を中核に付近の春日居、一宮、八代など7町村が合併してできた。

その石和に温泉が出たのは昭和38年と比較的新しい。東京五輪を前に日本中が高度成長に沸く直前、突然のようにブドウ畑の中から50℃に近い高温良質の温泉が発見された。週刊誌などが大きく報道、首都圏から近いこともあって、今では山梨県下でも有数な温泉地となった。

 




在宅介護にもっと”go to ショート.ステイ”をお願いします。

2021-12-19 10:38:52 | 2012・1・1
先日、ケアマネージャーが月に1回の定期相談に来宅した際、老生に老人介護施設でのショート.ステイを勧めてくれた。老生(90)の場合は東京の小さな集合住宅の一室に老妻(89)と二人で住んでおり老妻の介護を受けている。が、住宅の別の部屋には娘夫婦、孫もすんでおり、介護を受ける状況としては恵まれている。老生も要介護3だが、トイレ、入浴など最低限度は自分でできる、しかし、老妻とて要介護者だ。

老生も日常的に老妻に感謝しており、正月休みぐらい介護の手を休んで貰いたいと思って板だけにケアマネージャーの勧めに賛成したが、こちらの希望する日は既にいっぱいである。それに介護度によって費用も違う。それに、正直いって政府が推進しようとしているgo to 〇〇と同じような費用だ。

老生が心配なのは異種株オミコロンの今後だ。感染は神のみぞ知ると菅内閣の分科会の一員がいっていたが、昨日、全国の新規感染者数は202人と1か月ぶりに200人を超えた。1日だけでは何とも言えないが、増加への兆しでなければよいが。1か月前のは特老の中には外部との面接はオンラインだけだった。それでも在宅介護者を持つ家庭ではgo toショートステイは福音であろう。


群馬コロナ.クラスター 3回目のワクチン接種の前に

2021-12-18 10:48:48 | 2012・1・1
12月17日の全国の新規感染者数は170人で、前週の金曜日に比べて40人も多い。中でも突出して多いのは群馬県で52人。神奈川の23人、東京の20人、大阪の15人より倍以上である。群馬県のHPによると、県内のクラスターはすでに8日以来、県内各市の工場や老人介護施設にまで波及している。それなのにわが家の購読紙はほとんど報道しない。新聞には昔から大都市中心の癖がある

専門家ではないが、わが国ではコロナワクチン接種が進み2回目を終えたものが75%近くおり、老生も高齢者特典で早々6月5日に接種している。当時としては2回の接種で安全だと思われ、老生は今でも一部にはそんな気持ちがるが。しかし、国民の25%はまだ未接種なのだ。群馬県のようにクラスターが多発しても不思議ではない。

政府は新異種株、オミクロンの上陸の兆しを前に水際作戦を強化しているが、それでも感染者が出てきている。2回目のワクチ接種のブレーキスルー者もいるかもしれないが、ワクチン未接種者が大いに違いない。人権問題もあるかもしれないが、ある程度強制的に接種できないのだろうか。

35日ぶり東京コロナ感染30人台  反転注意

2021-12-17 08:31:33 | 2012・1・1
東京の16日のコロナ新規感染者数は30人だった。東京で一日の感染者が30人台になるのは11月11日の31人以来35日ぶり。だけど、わが家の購読紙はなんのコメントもなく、官報のようにそれを伝えるだけ。微増微減に一喜一憂しても仕方がないのだが、これがきっかけで、反転拡大へのモメントにならなければよいのだが。この日全国の感染トータルは170人だが、うち最多は神奈川の36人、ついで東京の30人と続いて3番目は空港の検疫所の26人である。これを多いか少ないかどう判断するかだが、新しい変種株,オミクロンが欧米で蔓延の兆しが見え始め、わが国でも水際作戦をとっている際だけに政府はもっと国民に注意を喚起すべきではないか。

不人気の年賀状というけれど喪中につき一枚の挨拶状では

2021-12-16 10:03:18 | 2012・1・1
今年もと半月を切り、昔なら師走のせわしない季節だが、コロナ禍もあってか今年は一向にその感がない。それでも昨日、今年最後の往診医の診断を受け、常備薬だけは準備ができた。卒寿を過ぎ、世間とのおつきあいが年々少なくなっているが、最低限度、家人の手助けで昨日やっとお歳暮をお贈りした。

昔は歳末になると数え日とも言い、迎春までの日程がぎっしりつまっていたが、老生の筆者には今はない。それでも年賀状だけは賀状が元旦に届くよう期限までに準備する。その受付は昨日15日から始まった。老生はまだ賀状を買っていないし、印刷もしていない。しかし、現役時代の半分にも満たない60枚を娘に準備してもらった.\。

年賀状はここ数年不人気で今年は18億枚用意したそうだが、これは最多だつた平成16年時の40億枚の半分にもみたない。今年も人気のSNSや人気漫画の「鬼人の刃」にあやかろうと企業努力をしているようだが、今一つのようだ。友人、知人の中にも年々「今年限り」でと賀状の交換を断る方が増えてきた。

加齢のせいだろう。そのあと交際は薄くなりご本人からのお声を聞く機会も少なく,[ 喪中につき」の挨拶状が暮れ近くになって遺族から届くだけだ。
人生長くなってきただけにわびしい。


東京中心の統計では全国が分からない コロナ感染

2021-12-15 10:52:10 | 2012・1・1
購読紙の産経新聞の東京版に毎日都が発表する区市町村別コロナ感染者数が表になって掲載されているが12月13日現在され表を見ると、前日比よりプラスなのは大田区の2日、渋谷、杉並、八王子各1人だけだ。コロな禍初期の頃からダントツの世田谷、新宿はゼロである。感染経路が夜の街、積極的PCR推進地域から一般平均化してきた。

産経新聞首都圏では社会面には政府発表の全国の感染者数もテーブルで掲載されているが、15日付け紙面によると、全国の新規感染者は141人と横ばい気味だが、東京は24人と微増。筆者が気になったのは、地方の新潟県が19人、群馬県が17人と大阪の15人より多いことだ。しかし、新潟県が県内の新発田市、長岡市の小学校でクラスターが発生していることは報じていない。先日来、群馬県太田市の工場でクラスターが続いている続報もない。

政府発表には地域別と同時に空港検疫所での陽性者数も公表されている。14日は11人で前日に比べて微減しているが。大阪の15人に比較して少ないとはいえない。ゼロオンパレードの区市町村別の表を大きなスペースを割いて報道してもあまり意味がない。それよりも新潟県のクラスターの詳報を読者はしりたい。


["85歳今からでも」 卒寿世代からエール

2021-12-14 09:17:54 | 2012・1・1
月に1回の休刊日明けのわが家の購読紙を見たら社会面に5人、経済欄に2人死亡記事が掲載されていた。そのうち3人が85歳で、”ダメおやじ”の漫画家、古谷三敏さんと歌謡曲、小指の想い出の作曲家、鈴木淳さんの名前は老生でも存じあげている。別の面の全面使って「85歳、今からでも申し込めます」という生命保険の広告がが掲載されていた。日本人の平均寿命は女性、87.45歳、男性81.41歳だが、社会一般的には85歳が区切りの歳なのかもしれない。

85歳というと1936年生まれ、2歳の時の昭和12年7月7日、盧溝橋で支那事変が始まり、20年8月15日、国民学校3年時に敗戦を迎えている。そして、戦後の厳しい食糧難を体験している。成長期の乳児から幼児にかけて戦争の苦難をもろに受けている。老生ら昭和1桁世代よりその影響は大きいかもしれない。

生命保険会社の広告は85歳まで持病があっても申し込めますとうたっているが、年々歳々、平均寿命は延びてゆく。卒寿を過ぎた昭和1桁世代もこうして元気だし、大正生れの先輩世代もお元気だ。85歳頑張って。


気がかりな空港検疫所の感染増

2021-12-13 07:20:16 | 2012・1・1
12日の全国のコロナ新規感染者数は120人と日曜日なので微減横ばいだったが,老生が気がかりなのは空港検疫所での陽性者が25人と、全体の五分の一に近い感染者が出たことだ。この日、最 大感染は群馬県の14人、太田市の工場クラスターだが、東京は13人,神奈川11人、千葉10人だった。

不肖にして空港検疫所がどこいうのか知らないが、岐阜県在住のスリランカから入国した外国人男性が県内の海津市で新コロナ異種株オミクロン陽性者と判明した。23人目の例だという。新聞にはどこの空港から入国したのか、どんな経路、手段で海津へ来たのか不明だが問題だ。

オミクロン国内流行、蔓延に備えて政府は厳しい水際作戦をとっているが、一日25人もの陽性者が出ることはその数から推理して相当な人数の人が今、日本に押し寄せてきているのだろうか。改めて厳しい作戦を練り直すべきだ。対岸の火災̪̪̪視してはならない。































































































































































































































































































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なぜ「大東亜戦争」と呼ばないのか

2021-12-12 07:53:46 | 2012・1・1
先の戦争の呼び方について今、日本人の大かたは「太平洋戦争」と呼んでいるようだ。今年はその開戦80年の節目の年とあって、テレビの特番などで「太平洋戦争」の露出度が高い。しかし、老生など銃後の青少年世代の中にはこれに抵抗を感じるものが多いのではないだろうか。

開戦のが勃発した昭和16年12月8日直後の亡父の日記を再読してみら「今対英米戦争布告を日支事変を含めて大東亜戦争と呼ぶ」と時の東条英樹内閣が閣議決定したことを記している。生まれた年に満州事変が始まり、小学校1年時に盧溝橋事件が勃発した老生世代は初めて戦争が「大東亜戦争」なことを知った。それまでは事変、宣戦布告なき「戦争」(広辞苑)であった。

「大東亜戦争」はわが国では閣議決定による正式な呼称である。一方,[ 太平洋戦争」という呼び方は米英連合側からのものである。我が国では戦時中使用されたことはない。地政だけいっても「大東亜戦争」は太平洋に限られていない。戦土はインド洋から豪州にまで拡がってゐる。

「大東亜戦争」中、戦地にもなったインドネシアでは戦争のことperanngというが、一般には、perang  Asia  raya(大東亜戦争)とはいわない.。オランダからの解放、独立に戦ったperang Merdeca,独立戦争のこという。歴史に忠実に「大東亜戦争」と呼ぼう。