厚労省から3年ぶりに日本人の平均「健康寿命」が発表になった。「健康寿命」とは、介護を受けたり、寝たきりに成らずに日常生活を送れる期間をいうものだそうだ。令和元年時だが、男性は72.68歳、女性は75.38歳だった、これは前回の調査、平成28年時の男性72,14歳、女性74.79歳に比べると微増しているが、手放しで喜んでよいものか。
卒寿を過ぎた老生が介護の認定を受けたのは平成18年、84歳のとき左膝の人工関節手術を受け身障者手帳を頂戴してからだ。同じ時期ほぼ同年齢の老妻も乳がんの手術を受けた後地域の福祉包括センターから要介護1と認定された。
超高齢化で今年の日本人の平均寿命は男性81,45歳、女性87.45才。「健康寿命」と比較すると、男性では10歳近く、女性では12歳も差がある。この差は何を意味するのか。やはり、いつまでも「健康寿命」を維持していたいものだ。