BAR CROSSの銘酒事典

BAR CROSSでこれまでに開封してきたお酒達を紹介しています。
豊島区西池袋3-29-3 梅本ビルB1F

最近開けたニューボトル達

2012年06月04日 | グレンファークラス

今回ご紹介するのは5月末に開封した4種類です。

先週も5アイテム開封しておりますので、

そちらは出来るだけ今週中にアップできるように頑張ります!

 

『Glenfarclas THE FAMILY CASKS(1991/14.11.11)

 EXCLUSIVELY CHOSEN BY THE HIGHLANDER INN FOR SHINANOYA』 700ml,56.9%

 グレンファークラス・ファミリーカスク(1991/2011.11/14)

 

  日本の酒販店、信濃屋食品の為にスコットランドはクレイゲラヒにあるホテル「ハイランダーイン」

  の日本人バーテンダー”皆川達也氏”(現在は転職されています。)が樽を選び、ファミリーカスク

  として瓶詰めされた1本です。

  瓶詰めされた2011年はグレンファークラスにとっても創業175周年という記念すべき年。

  ファミリーカスクの名を冠してリリースされるのに相応しい高いクオリティーを持っています。

  カスクナンバー5693の樽から470本が瓶詰めされています。

  グレンファークラスらしいどっしりシェリーの味わいですが、行き過ぎたタンニン感や硫黄感

  はなく、むしろ心地よい甘みが前面にでた味わいとなっています。

  フィニッシュにかけてはミントやハーブなどのニュアンスも。

  暑い真夏にはボリューム感が強すぎるかもしれませんが、今ならまだ!!

 

  開栓日:2012年5月24日 ワンショット価格:1,400円

 

『HART BROTHERS Finest Collection

  TOMATIN 37years(Nov.1965/MAY.2003)』 700ml,47.2%

 ハートブラザーズ・ファイネストコレクション/トマーチン37年(1965.11月/2003.5月)

 

 お馴染みハートブラザーズより、瓶詰め約10年前の貴重な1960年代蒸留のトマーチンです!

 最近1976年蒸留のトマーチンがトロピカルフレーバーを持っているものが多く、にわかに

 人気が高まっていますが、この年代のトマーチンは一味違った味わいで旨いです。

 トロピカルというよりはハチミツ系の甘みにクリーミーなボディ、ハイランドモルトらしいドライ

 で繊細な味わいが特徴です。

 

 開栓日:2012年5月24日 ワンショット価格:2,000円

 

『LEDAIG20years bottled in 1999 』 700ml,43%

 レダイグ20年 1999年瓶詰め品

 

今から13年前にボトリングされたオフィシャルの20年です。

数年前にパッケージが大幅に変更されたため、現行品にはこの当時の面影は

全く感じられませんが、現行品も味わいはなかなか良く、ボトラーズからも好印象

のリリースが見受けられます。

マイナーな蒸留所なので飲んだことが無い方もいらっしゃるかもしれませんが、

トバモリー蒸留所のピーティッドバージョンがレダイグです。

個人的に大変気に入っているこの20年は、柑橘系のフルーティ―な香りと磯の

香りを併せ持ち、オイリーでしっかりとした穀物感、控えめなピート、複雑な余韻

を感じさせてくれます。

これからの季節にもぴったり♪

 

開栓日:2012年5月24日 ワンショット価格:1,600円 

 

『LAPHROAIG15YEARS』 700ml,43%

 ラフロイグ15年 

 

 2009年に18年ものがリリースされたのを機に終売となってしまい、

 今や当時の倍額だしても入手困難な状況となっているラフロイグの15年です。

 10年とは異なる円熟感のある落ち着いた味わいでありながらも、ボディの強さ

 やアイラモルトらしさはしっかりと表現されています。

 今回のボトルは紙箱ではなく筒に入っておりましたが、ラベル表記が

 SINGLE ISLAY MALT  となっているので2000年代半ば辺りの流通品と思わ

 れます。

 今となってはなかなか味わえない懐かしのラフロイグです。

 

 開栓日:2012年5月25日 ワンショット価格:1,500円

 

201264

 


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