「チナール(1990年代流通品)」
開栓日:2017年4月20日 ワンショット価格:1,200円
アーティチョークを主体としたビターリキュールのオールド
ボトルです。輸入元セイワインターナショナル。
現行品に比べると液体の粘性が高く、ビター系好きなら
ストレートでもいけちゃう感じの味わいです。
柑橘とハーブの爽やかな香りから入り、砂糖漬けのオレ
ンジピールのような甘さの後に舌にしっかりと残るビター
テイスト。個人的にはシガーと合わせるのもありかと。
「チナール(1990年代流通品)」
開栓日:2017年4月20日 ワンショット価格:1,200円
アーティチョークを主体としたビターリキュールのオールド
ボトルです。輸入元セイワインターナショナル。
現行品に比べると液体の粘性が高く、ビター系好きなら
ストレートでもいけちゃう感じの味わいです。
柑橘とハーブの爽やかな香りから入り、砂糖漬けのオレ
ンジピールのような甘さの後に舌にしっかりと残るビター
テイスト。個人的にはシガーと合わせるのもありかと。
「ボウモア・カスクストレングス(2000年代流通品)」
開栓日:2017年4月14日 ワンショット価格:1,800円f
2000年代半ばに流通していたと思われるボトルです。
カスクストレングスは14年以上の原酒を中心に使用して
いるとのこと。
シェリー樽原酒の影響を強く受けていると思われる香り
で、日本酒のひね香にも似た、味噌の麹や焦がした樽、
それに潮風ののったピートなどを感じます。
アタックはドライフルーツのような甘さとハーブ、そして
熟成シェリーのニュアンスを感じ、徐々に塩気とより強い
ハーブ、そしてピーティさが出てきます。フィニッシュでは
パフューミーさも現れ、これは好みが別れるところです。
「ボウモア12年(2000年代流通品)」
開栓日:2017年4月14日 ワンショット価格:1,400円
2002年~2007年頃までに流通していたと思われる12年です。
このラベルはパフューミーなものが多い印象でしたが、今回の
はまた違った個性で驚きました。
香りは熟れた果実と穏やかなピート。口に含むとまずはシロッ
プ様の甘みが来て、中盤からはトロピカルとまではいかないも
ののフルーティな甘さがでてきて、フィニッシュにかけてややパ
フュームとも取れるニュアンスを若干感じます。
このラベルとしての後期、1990年代前半の蒸留原酒が主体で
あったのかもしれません。
「ボウモア・シングルセレクト」
開栓日:2017年4月14日 ワンショット価格:1,400円
懐かしのカモメラベル。熟成年数表記の無い若いボウモアです。
12年は2002年からこのラベルに変更されましたが、シングル
セレクトは1990年代後半からすでにカモメラベルでリリースされ
ていました。
穏やかな潮風とほのかに感じるパフューミーな香り。爽やかなフ
ルーツも見え隠れします。
アタックは洋梨やクリームの甘みを感じ、中盤で柑橘、徐々にド
ライに変化し、フィニッシュではスモーキーさもしっかりと出てき
ます。
「プロヴェナンス
ラフロイグ8年(2005年・秋/2014年・夏)」
開栓日:2017年4月14日 ワンショット価格:1,600円
ダグラス・マックギボン社の加水タイプのシリーズより、若めの
ラフロイグです。2016年よりダグラス・レイン社のプロヴェナンス
シリーズとしてリリースされています。
樽の種類はリフィルホグスヘッド。
海藻や潮風の香りとタール、ピートの香り。飲み口にバニラ様の
甘みを感じるが、直ぐに口の中はスモーキーフレーヴァーで満た
される。8年と若いがニューポット感はなく、それなりに熟成を経
た印象。年数と度数を考えるとやや割高に感じてしまうが、酒質
自体はかなり良いと言えるのではないでしょうか。
「プロヴェナンス
グレンゴイン11年(1995年・秋/2006年・冬)」
開栓日:2017年4月6日 ワンショット価格:1,400円
香りはやや弱くシリアルな印象。味わいは口当たりが
カラメルのような甘さを含んでいて麦芽感も強い。
フィニッシュでやや苦味にも似たニュアンスがある。
「プロヴェナンス
ノックデュー10年(1994年・春/2005年・冬)」
開栓日:2017年4月6日 ワンショット価格:1,400円
オフィシャルボトルは1993年のアンノックと名称が変更
されていますが、このボトルは旧名称のノック・デュー
表記です。
シロップや黒蜜のようなやや濃いめの甘さを含んだ香り。
味わいも和菓子のような独特の甘さを感じます。
10年にしては濃厚な仕上がり。現行オフィシャル12年の
フルーティさとはまた別のベクトルを感じます。
「プロヴェナンス
グレンロッシー12年(1993年・秋/2006年・夏)」
開栓日:2017年4月6日 ワンショット価格:1,400円
シトラスの爽やかさとハーブ、草原、干草の香り。
シリアルなアタックの後、ミルクキャンディのクリーミー
な甘さや蜂蜜感があり、最後はドライな麦のフィニッシュ。
「ザ・スコッチ・モルト・ウイスキー・ソサエティ
3.277(ボウモア)16年(1999年9月6日蒸留)」
開栓日:2017年3月28日 ワンショット価格:1,800円
ファーストフィルのバーボン樽から222本をボトリング。
香りはボウモアにしてはやや強めのピーティさで、白い木屑の
ような香りはオフィシャル12年と通ずるものを感じさせます。
飲み口はシロップのように甘く、ややパフューミーに近いニュア
ンスも併せ持っていて、後半はフルーティさも現れます。
度数の高さをあまり感じさせず、程よくバランスの取れた優秀
なボウモアと言えるのではないでしょうか。
「アンノック12年」
開栓日:2017年3月23日 ワンショット価格:1,000円
マイナー蒸留所のスタンダードボトルですが、これが何気に旨い!
分かりやすい蜂蜜やシトラスの香りに、これまた分かりやすい蜂蜜
と麦の味わい。価格もリーズナブル。飲み方もストレートにこだわら
ず、幅広くお試しいただきたい1本です。
元々はノック・デューという名称でしたが、ノッカンドゥと混同しやすい
ということで1993年より現在の名称に変更されたようです。