今日も城山湖に行って使ってみました。
今日は車が修理に出ているので、なんと自転車で!!。
デイパックにFT-817とRHM8Bと忘れてはいけないハンドマイクを入れて約1時間自転車を漕いで行って来ました。
動力を使わない純粋な移動運用です。
昨日と違う点は、自作のカウンターポイズを使ったこと。
細い電線を5本、各7.5m、6m、4.5m、3m、1.5mを片方FT817の筐体につなぎ、辺りに広げました。長さは適当で、いわゆる両手を伸ばした長さの回数で切っただけのものです。
うんと細くないと結構かさばって重くなるので極細でやりました。
7MHz、10MHz、14MHz、18MHzは絶好調。21~50MHzはSWR表示が全部消えるところまで追い込めませんでしたが、ちゃんと受信音が大きくなる同調ポイントはわかるので充分です。カウンターポイズの広げ方を変えればきっと追い込めることでしょう。この辺りは現場合わせでなんとかなると思います。
今回はバッテリーも純正ニッケル水素のため、パワーも2.5W出てない状況でしたが、それでも7MHzのたくさん呼ばれている記念局を呼んでみました。何度も何度もパイルに負け続けましたが、ポータブル1が漏れ聞こえたのでしょう。なんとか拾ってもらえました。ちゃんとこちらの言った内容は一発コピーで届いているようで、レポートは59。このアンテナ、ちゃんと使えます!。
以前から、HFをやったことのない方には絶対やってみることをお勧めしてきました。アマチュア無線の原点ですしね。FMでラグチューは最終的にたどり着くもので、最初からFMラグチューなんて100年早い!それじゃすぐつまらなくなるよ、なんて思ってましたから。
で、安くやるなら817、移動にも使えるし、ということでお勧め機種ではありましたが、実際817単体で小さなアンテナだと交信成立にひどく苦労して、HFがつまらなくなってしまう心配もありました。なので、どんなにお気軽運用でも50W運用でまず交信を経験することを勧めてきました。FT817でのHF運用は、正直苦労が多く、すでに他の方法で交信できる人の、第二のチャレンジ用。初心者には向いていないと思っていました。
このアンテナなら・・・・・それでも苦労は多いと思いますが、ちゃんとアースを確保して電波が飛ぶ条件を整えれば・・・・・実証も出来ましたし、楽しめると思うので是非チャレンジして欲しいと思います。
参考までにFT-817、5Wだと、7MHzはフルサイズ逆Vダイポールが一押しです。このサイズならまず応答があります。極細電線でバランなし、3D2V(2.5D2Vがお勧め)程度の細いケーブルなら釣竿で運用可能です。