エレクラフトのKX3はRTTYモードが使用出来、文字もデコードしてくれます。
送信する文字はパドルで符号を打つことで打ち込みます。とてもユニークな方法ですね。
文を6つ登録しておくことが出来るので、それを併用すれば打ち込むのは相手のコールサインくらいで済みます。
アマチュア無線家たるものモールスは出来て当然、と言うコンセプトの製品造りは流石です。
しかし、ログを記録しながらとなるとフルにパソコンを使うRTTYソフトよりそれなりに苦労することになります。
KX3に表示されるデコードされた文字はどんどん流れてしまうので見逃したら最後ですし。
けれど、パソコン無しで山の頂上からRTTYが出来るのは魅力です。
先日、山頂移動の方がこの機能でRTTYに出ていました。応答が途切れてSSBに戻られたのでリクエストしてRTTYで交信していただきました。
もちろんパドル入力です。つまりオペレーターの技量通りのCWと同じ早さで進むRTTYです。
このKX3、パソコンやスマホからもRTTY運用は出来ます。ただ、無線機が同調したとしている音の高さは他メーカーのものと異なりますのでAFSK方式の時はソフト側の設定、変えてくださいね。
自分も移動地からRTTYやってみようかな。