前回の補足です。
短波は受信地による聞こえ方に大きな差があります。
電離層の反射なので、良く聞こえている地域がお互い違うわけです。
こちら関東が沖縄だけ聞こえていても、沖縄局は東日本全部が聞こえていたり、海外がガンガン飛び込んできていたり。
パイルを聞いているとどの地域が良く拾われているかでなんとなく想像がつきます。
石垣島にシャックを建てたOMさんが言ってました、東京と聞こえる世界が全く違うって。
良く開けている側の局には余計な信号もたくさん届いているので、他の地域の聞こえないけど強力なライバルや余計な信号に勝たねばならない、と言う事も覚えておきましょう。
430MHzでも山頂移動をやれば、めちゃ遠くまで飛び、たくさん強い信号に呼ばれる立場を体験できます。
もう59オーバーでいっぱい。
勝ち抜こうとする局が全力で呼んできます。
下界で55で聞こえていて、そこから山頂を呼んでも、きっと届いているんだろうけど他局にまるっきり太刀打ちできません。
ここはビームアンテナやロケの良い場所から呼ばないとチャンスは回ってきません。
交信に至るにはあらゆる努力が必要で、それは結果となって現れます。
山頂移動はお手軽な方法のひとつです。
富士山頂ならハンディ機で数百局と交信できますよ。
いろいろ頑張って楽しんでください。