アンテナアナライザーを使っての測定を終え、車内に戻ってふと思った。
もしやこのアンテナで5/8λのアンテナを試せないだろうか。
5.6mが5/8波長になる波長は・・・8かけて5で割ると・・・9m・・・33MHzか・・・
ってことはそれより波長の短い50MHzなら出来る。6m×5÷8=3.75m
インピーダンスは100前後らしい。430MHzのハンディ機のロッドアンテナでも出来るんだからある程度SWRも下がるだろう・・・
というわけでIC7000MのSWR表示をあてにしながら長さを変えてみた。
結果、根本に4段残して5段目は半分くらい。あとの先の方は全部伸ばす状態でSWRが下がった。リグの表示では1.5辺り。
では飛びはどうか。
ローカル局を呼び出してSを見てもらう。まずはえらく強いよ~とのこと。続いてロッドアンテナを1/4波長に縮めてみる。かなりSが落ちたとのこと。
3.6m程度の長さから1.4m程度に短くなり、打ち上げ角との相乗効果もあってか、かなりの変化があったようで、ローカル局もびっくりしていた。
ついでに3m弱で1/2波長も試したかったが電圧給電になるのでこの状態では無理。1/2波長は打ち上げ角ももっと低くなるだろうから比べたら楽しいんだろうけど、高耐圧のバリコンを3mのロッドアンテナを支えるだけのケースに入れて実験しないといけないので、それはまたいつか。
それにしても5/8λ凄い。早速いろんな場面で使ってみたい。Eスポ開けたらこれで遊ぼう。
というわけで、想定外の使い方でしたが、とても遊べるアンテナが出来ました。
皆さんも是非お試しください。
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