★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

出会った時は~

2021年01月22日 20時43分21秒 | 徒然(つれづれ)
 今宵は王将で定例のたそがれオヤジ飲み会。
 コアメンバー3人だけだったが、話は盛り上がる。

 話題のひとつが、夫婦仲について。
 結婚前後はあんなにも愛し合っていたのに、今や喧嘩ばかりの日々、という見解で一致。

 なんでだろう。

 出会いの時を振り返ってみよう、と私が提案。
 出会って、付き合って、結婚を決断したはずだから、その時点ではお互いに、この人しかいないと思っていたはずだ。

 その際、どちらがより積極的だったかが大事な要素だ。
 メンバー3人とも、嫁のほうが積極的、自分が惚れられて結婚したのだと自慢げに吐露。

 それが今では嫌われ者だ。
 結婚生活においては、それぞれに波乱万丈、紆余曲折があったはずだ。
 そんなこんなを経て、今の夫婦仲だ。

 自分では考え方は変わっていないと思っていても、嫁から見ると、こんなはずではなかった、ということなのだろう。
 それはお互い様ではないだろうか。

 人は時の流れとともに、良くも悪くも変化する生き物だ。
 その変化が、好きから嫌いへと嫁の感情を、これまた変化させたに違いない。
 それに耐えられない夫婦は、離婚という道に進んでいくのだろう。

 しかし、離婚せずに、還暦もはるかに過ぎた年齢で一緒にいるということは、嫌よ嫌よも好きのうち、なのではないだろうか。
 もし、生まれ変わったとしても、やっぱり今の嫁と一緒になるだろう、と思っているのは私だけではないようだ。


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