明日目が覚めないといい

「明日目が覚めないといい」

カウンセリングにいらっしゃった６０代の女性が言った言葉。
寝る前に毎日そう思うと話しておられました。
何か体のことが気になっては、病気を心配して病院を巡る「心気症」という精神的な病。
ご飯を食べても「砂をかんでいるみたい」
３ヶ月ほどカウンセリングにいらっしゃった後、「もう大丈夫」と
卒業されました。
あれから、７年。あれ以来、初めて電話でお話しました。

「いろいろ、気にしなくなりました。先生、太りました。ダイエットしなきゃ（笑）」
電話を代わった娘さんは
「母は、変わりました。死にたいと言わなくなりました。前向きで明るくなったんですよ」

傷付けあうのは悲しい

人と人が傷付け合うのは悲しい。
支えあい、愛を分かち合うことは出来ないのか？
悲しみに打ちひしがれた時
もう二度とこんな思いはしたくないと願う。

本当の願いは何？