ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

最新医学の落とし穴

2009年08月05日 | よもやまばなし
急性虫垂炎で手術後の息子が、
なんと、また
「お腹が痛い、腫れてる」と言うので、

もう行かなくていい
と思っていた病院に連れて行きました。


医師の説明によると

手術で、切り取った盲腸を
取り出すおへその所まで引っ張って来る時に
お腹の皮下脂肪に触って、
細菌感染してしまったとか。

「皮下脂肪に触ったんやろうね~。皮下脂肪は、細菌に弱いんですよね~。
切るね。大丈夫、麻酔しないでいいくらい。」

結局、お腹に溜まった膿を出す為に

でべそになったへその所を切り、

また、毎日付け替えに通っています。

「こんなになるくらいなら、お腹切った方がよかった」とつぶやく息子。

最新の医学にもまだまだ、
落とし穴がありますね。

28年前、私も高校3年生の夏休みに、
虫垂炎の手術を受けました。
もちろん、その頃は、開腹手術。

確か、母が仕事の時間に
急にお腹が痛くなり
一人で病院へ行き、
近くの町医者にこう言われました。

「亜急性虫垂炎でしょう。
炎症はあまりひどくないので
すぐに手術する必要はありません。
薬で散らしてもいいけど、また痛くなるのは覚悟しといて。
手術してしまっても、薬で散らしてもいいです。」
と言われました。

私は
「散らすくらいなら、手術してください。今年受験だし。」

と、自分一人で手術すると即決し、

すぐに日程を決めました。

家に帰り「手術するから」
と親に報告したら、親は私の思い切りの良さに
びっくりしていました。

手術の時も母がいてくれた覚えはありません。

ああ、それを思い返すと、自分の親よりは
母親らしいことしてるかな。

たぶん、自己満足だな。

コメント (2)
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