ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

長崎原爆の日

2009年08月09日 | メッセージ
今日は、長崎原爆の日。

小さい頃、私は、母に手を引かれて
毎年、平和祈念公園にお参りに行っていた。

蝉しぐれ。
麦わら帽子越しに見上げる灼熱の陽。

母は、長崎の家で爆風を受け、ガラスが身体に刺さった。

その後、原爆中心地に近い城山小学校で
軍事奉仕していた姉を探しに、
焼けの原を歩いた。

髪は抜け落ち、赤く焼けただれた人、
「水、水」とうめく人。
足に纏わり付く人。
怖くて、怖くて、たまらなかった。

「姉さん、姉さん」
母の声にかすかに反応した、
眼鏡をかけた真っ黒焦げの人。

後から思えば、あの人が、
姉さんだったかもしれない。

「せめて、水をあげればよかった。怖くて、近づけなかった」

と、ずっと自分を責め、悔やんでいた。

夏になると、母はあの惨劇の夢を見て、

夜中にうなされていた。

私もそれを見て、正直、怖かった。
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人の気持ちがわからない

2009年08月09日 | メッセージ
「人の気持ちがわからないんです。」

ご相談があるのは
長年連れ添ってきた
夫について、妻から。
親について子供から。
子供のことについて、親から。
会社の上司について
部下から。
部下について、経営者から。

人の気持ちや欲求について

理解できない病気もあります。

例えば、自閉症やパーソナリティ障害。

しかし、そうでなくても
私たちというのは、なかなかお互いの気持ちや欲求に
鈍感なのかも知れません。

わかってもらいたい人に
わかってもらえないのは、
悲しいです。
コメント (2)
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甲子園がんばるのは、誰のため?

2009年08月09日 | よもやまばなし
夏の甲子園の選手宣誓に違和感を覚えた。

「宣誓!」
手を挙げて、大きな声を張り上げる
独特のスタイルでなく
選手は、紙を取り出し読み始めた。

「宣誓。(前略)…勇気と感動を与えられるよう頑張りたい…」

がんばるのは、誰のため?
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