ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

苦手と得意

2012年10月08日 | よもやまばなし
IPS細胞を作り、50歳でノーベル賞受賞した
京都大学教授山中教授は、
神戸大学医学部を卒業して、臨床医をしたが、
手術が下手で、臨床をあきらめ、
転じて基礎研究をすることにしたらしい。

山中教授は親しみやすい人柄で、ファンも多いとのこと。

学生時代はスポーツやバンド活動に没頭。
もともとは整形外科医を志しながら挫折して転向するなど、
基礎研究者としては多彩な経歴をたどってきたそう。

手術苦手で、研究者になって、良かった。

私たちも、苦手なことがあったら、
得意なことを探すチャンスってこと‼

大阪教育大付属高校時代、勉強や柔道とともに音楽にも熱中。
かぐや姫をカバーしたバンドで、
ギターを担当し毎年学園祭で演奏したこともあるそうだ。

悔しいのは、亡くなった恩師、ALS筋萎縮性側索硬化症患ったジョーズ先生も
IPS細胞による治療を期待しながら、
惜しくも今年3月に亡くなられた。

倫理を考えつつも、
一日も早く難病の治療に役立てて欲しい。
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気性予報士

2012年10月08日 | こころの子育て
「ただいまー」と、私。

玄関先に息子が、
私の抱えた重たい買い物袋を運びに来てくれる。
「母さん、分かりやすっ、ただいまーの声で分かる」

たあくさん、荷物を抱えている時の「ただいまー」は、
「荷物を取りにきてー」に聴こえるらしい。

なるほど、聴くという字は、
耳と目と心で聴くと書いてある…。

それにしても、
子どもは、小さい頃から、この人が居ないと生きていけない人、主に親の
機嫌が良いか、悪いか
これから、どうなりそうか、
アンテナを張り巡らしている。

まるで、親の機嫌の気性予報士。
遥か東シナ海にある台風の影響で、波が高くなり、
風が次第に強くなり、
そろそろ台風が接近、
というように、予報する。

気象予報士と違う所は、
台風を事前に察知したら、子どもは、すぐに予防策を講じる所。
自分に被害が少ないように、親の機嫌を取るのだ。

お母さんの機嫌が悪くなって来たら、
お母さんの喜ぶ話を明るくする所。

お父さんの機嫌が悪くなって来たら、
お父さんの喜ぶ話を明るくする所。

ああ、子どもって健気な生き物。
なるべく、台風や悪天候は、無くして
あんまり、心配させない方が良い。
やっぱり、
親の心の健康は、子どもにとっては、
快晴や恵みの雨、つまり、安心だと思います。

快晴は、優しさ。
恵みの雨は、厳しさ。

晴れだけでもダメ、雨だけでもダメ
ほどほどが大事。







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