ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

しがみつき

2012年10月15日 | こころの子育て
朝から、遠賀川沿いをドライブして、
折尾まで行ってきました。


さて、虐待されている子どもは、
どうして、親にしがみつくのでしょうか?

発達研究で、

ニワトリやアヒルなどのように
孵化直後から、目を開け、歩行できる鳥類は、
孵化直後、親鳥もしくは、「動く大きなもの」に対して
後追い反応を示します。

確か、子どもと観た映画「ドラえもん」で、
恐竜の卵が孵化直後にのび太を見て、
ずっと後追いし、お母さんと間違えてた記憶が…。

これを刻印づけ、インプリンティングと言います。

この研究で、刻印づけされた「親」に追従するために要した努力が大きいヒナほど
強い愛着形成が見られました。

これを「努力の法則」と言います。

この法則を人間に置き換えれば、
ネグレクトされている幼児ほど、
親へのしがみつきが強くなる…

つまり、愛着形成の悪い点を指摘している例になります。
虐待されている子どもに限って、
親から、離れようとしない、
親の悪口は、言わない、
時には、ベッタリに見える。

しがみつく子どもには、もっと無条件の愛情を!

ただ、生まれてきただけで、
そこにいるだけで、
大好きって、ね(^-^)
コメント (2)
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