ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

最愛の人

2015年11月26日 | 愛する
友人の最愛の奥様が急死されました。
他界されたのは、まだお若い奥様です。
突然のお別れを余儀なくされたのは、
家族想いの面倒見のいいあったかい同級生。

偶然にも、その友人の娘さんが、息子と同じ大学に入学されたそうで、

上京している息子から、
その娘さんと一緒に食事に連れてってもらったと、つい数日前に聞いたばかり。

そんな彼の奥様が、突然の他界。

ああ、どうしてそんな…他人事とは思えません。


どんな思いでいるのか…。


いっぱい思い出して、いっぱい悲しんで

子どもさんと一緒に泣いて…。


今は、しっかりしなきゃと思うだろうから、

ちょっと、一息ついた時に、落ち込んだり、悲しんだりすることを我慢しないで。

どうか、心も体もじゅうぶんいたわってください。《愛別離苦》

***

愛別離苦(あいべつりく)

「愛別離苦」とは、仏教の原始経典によれば

「愛しいものと離れることも苦である」


いかなる愛にも、別離のない愛はなく、

いつかは必ず別れなければならないというのがこの世の真相であり、

それが愛と別離する苦と呼ばれます。

***

人は、人を愛して生きています。

しかし、その愛情が大きければ大きいほど、

それを失った時の苦痛も大きくなります。

では、愛することをしなければ良いのかというと、
人は、愛なくして生きることの出来ないのが現実で、

この矛盾の中に生きているのが人間の姿であり、苦界である。
 
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