ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

何事もなかった様にしていた

2017年07月23日 | こころ
スミレハナミズキさん、コメントありがとうございます。

はて、私は「心の余裕を持って生きているのかな」と

改めて、立ち止まって、自分自身について考えています。

いい機会を与えていただき、ありがとうございます。


辛いことがあると、時間が止まった感じがする。

でも、何事もなかった様に花は咲く。

桜が満開なのが、なぜか、辛かったのは、父が亡くなった時。

あまりにも急で、いや、父は病気だったけど、

病院に入院していた訳ではなかったし

毎日、電話で、1時間は話していたし

まさか、70代で、亡くなると思っていなかったので

かなりショックでした。泣いて、泣いて、泣きました。

でも、毎日やることはありました。


時間が止まったと感じたのは、桜が咲いて満開になった時。

桜の木の下で、何も感じないし、周りの人が動いているのに

自分だけ、自分がストップしているかの様に感じたのです。


大好きな桜の色、香り、生命力…

何も感じない。

沢山泣いたつもりだったのに、

私、感情を感じなくなってると、気がつきました。

悲嘆反応としては、当然なのは、頭で分かっていても

やはりショックでした。

この5年間は、我武者羅に、目の前にあるやるべきことを頑張って、前を向いて進んできた様に思います。

今にして思えば、私は、忙しくすることで、父とのお別れを考えなくしていたのだと思います。

だから、今ごろですが、悲しみに浸ってみようと思います。

落ち込むことは、大切なこと。

悲しみに蓋をしないで、そっと蓋を開けてみよう。



コメント (1)
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