ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

秋の夜長の寂しさ

2017年09月19日 | こころ
秋の夜長

スズムシの声に秋の訪れを感じて寂しくなる人もいます。

秋は、鬱っぽくなる人も多くなります。

例えば、喪失感を感じて…

私たちって
歳取るにつれ
喪失の連続

・子どもの自立に伴う別れ(子育ての喪失)

・親との死別

・健康、体力、気力

・若さ

・友人

・生きがい、趣味

・夫(離婚、死別、別居)

・役割の喪失(母親、子ども、妻など)

子育てや介護、仕事など、
やらなければならないことがあると
頑張ろうとエネルギーも出ますが

その役割を終えた時に、人生の秋の訪れを感じて寂しくなるのも自然なこと。

寂しい

とても、大切な感情。

寂しいと感じるから、人と親密になろうとする。

逆に寂しいと感じないと、人間関係を構築しようとはしなくなる。

そういえば、東京で電車で移動中、
オーストラリアから来た年配のおば様たちとお話しました。

子育ても仕事もリタイアしたから、女二人で世界旅行してるって。

人生長くなったから、楽しまなきゃ。

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経済的に豊かでも飢えている

2017年09月19日 | こころ
【経済的に豊かでも飢えている】

十数年間、講演活動をさせていただいています。

小学校、中学校、高校、大学の授業にお邪魔した時
お母さん方の講演会に伺った時
涙を流している人がいらっしゃいます。

何故、人の心に響くのか?

私なりに考えてみました。
マザー・テレサの本を読み返していたら、
ふと、泣いている子どもさんたちの顔が浮かびました。

「いのちの授業」や講演で、私が共通してお話していることは、
「親や周りがどうであれ、人は愛される価値がある」
と、いうこと。

て、いうことは、もしかしたら
「愛される」と、いうのがキーワードかも。

一部、本より引用して掲載します。

***

人は一切れのパンではなく
愛に、小さなほほえみに飢えているのです。

だれからも受け入れられず
だれからも愛されず
必要とされないという悲しみ
これこそほんとうの飢えなのです。

愛を与え
愛を受けることを知らない人は
貧しい人の中でも もっとも貧しい人です。


「マザー・テレサ 愛のことば」女子パウロ会より
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