木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

漆展 2日目

2010-04-10 22:12:05 | 
漆展2日目
第2会場の様子を紹介します。


展示スペースは「京町家こっとうギャラリー婆佐羅」さんの奥の部屋


こちらは豊島さんの漆と塗りの研究の成果の展示


漆の手ぐろめおよびくろめ返しについての研究


それを用いた塗りや、色合わせや蒔絵練習をされた時の手板等の展示


開発された、温湿度調節小型漆風呂や、湿度調整のできる簡易漆風呂の展示


漆器に陶磁器をあしらって奥様がコーディネートされたもの


お花見に用いたお重と酒器
ぐい呑みと小皿は豊島さんが漆を塗って作られたものです。

今日も近畿各地や、遠く東京や四国からたくさんの方がお見えになり、豊島さんの研究についての展示をご覧いただくと共に、いろいろなお話を聞かせていただきました。
第1会場での豊島さんの奥様のお話の中で、私を「後継者」と話していただいたのをお聞きになった方からは、励ましのお言葉もいただき、身の引き締まる思いがしました。
ありがとうございました。



会場の「京町家こっとうギャラリー婆佐羅」さん

町家をそのまま使われている店内には、漆器をはじめとして、古伊万里、ガラスなどが所狭しと並べられています。


漆器や古伊万里・・・などというとちょっと手が出ないのではと思っていましたが、さにあらず


感じの良い古伊万里の皿や向付が驚くような価格で販売されているのです。
お客様にお茶やコーヒーを出してくださるのですが、その古伊万里がまたすばらしい。
そして、気さくなご主人の堀内さんの骨董に詳しいこと詳しいこと・・・
お客様がお見えにならない合間には、骨董の見方ややきものの歴史などいろいろ教えていただいています。
楽しい時間があっという間に過ぎていきます。
漆や漆器、骨董に興味のある方は是非おいでください。

コメント (5)
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