木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

漆展が終わりました

2010-04-12 22:45:21 | 
漆展も最終日


午前中、第1会場の「こっとう寛草庵」さんの展示を見てきました。


豊島さんがご自分でなや、しくろめからくろめ返しをされた漆を塗られた作品の数々。


作られた作品や修理をされた作品

こちらの会場では、毎日奥様の漆についてのお話と列品開設があり、連日たくさんの方がお見えになり会場は超満員でした。

漆展の初日 お二人の共著「漆塗り ~その美しさと実用と科学~」

が出版されました。今回の漆展はその出版を記念して開かれたのです。
この本は、まさにお二人の「美を追求する感性と科学的探求心」の結晶とも言えるものです。
これまでやってこられた漆についての研究をもとにした塗りについてのすべてが書かれています。
本のお問い合わせは「木耳社」さんまでお願いします。


さて、私はこの4日間の第2会場でのお手伝いを通じ、教えていただいたこことを思い返し、学び直し、深める機会にもなりました。
連日、お二人の偉業に是非触れたいと、遠くからもこられた大勢の皆さんから、いろいろなお話をお聞きできたことも大変勉強になり、充実した4日間でした。

また、会場の「こっとうギャラリー婆佐羅」さんには大変お世話になった上に古い漆器や陶磁器についていろいろ教えていただき本当に楽しい4日間でもありました。ありがとうございました。


コメント (2)
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