三条のtachibanaさんのブログ「越後の大工刃物販売日記」で組子削鉋を拝見しました。
懐かしくなり、早速写真を撮り掲載してみました。
この鉋、もう、20年以上前になりますが、何かの本で見つけたのを参考に作ってみたものです。
神代杉の四方盆の部材を同じ厚さに仕上げるのに使うためでした。
古い鉋刃を用い、台も自分で掘りました。
tachibanaさんのブログにあるのは、桟をネジで止めているようですが、これは、木ねじの引独鈷(ひきどっこ)を使っています。
こうすることで、いろんな厚みの桟を簡単に作り取り替えることができます。
つまり、この桟の厚みに正確に部材の厚みを揃えて削ることができるのです。
一番薄いのは、1分半(4.5mm)です。
この部分にはバネが仕込んであります。このバネで削る部材を押しつけながら削り、刃が薄い部材を吸い上げ部材の中央部が薄く削れてしまうのを防ぎます。
このバネは、台直しの時などは、裏のネジをゆるめて取り外せるようになっています。
機械を使うようになり、ほとんど出番がありませんが、いつでも使える状態です。
本当は機械に頼らず、道具を使ってじっくり仕事をしたいのですが・・・。
追加
この鉋を使う場合、当止めは、横桟式のものでなくダボ式のものを使います。
また、薄く長い材料を削る時は、削り台の先に釘を斜めに打ち、板の厚さより短く残して頭を切り、
これに板の先を叩き込んで削ります。こうすると薄い板でもたわみません。
先を両面テープで止めることもありました。但し、両面テープで止めた部分はテープの厚みだけ薄くなります。
懐かしくなり、早速写真を撮り掲載してみました。
この鉋、もう、20年以上前になりますが、何かの本で見つけたのを参考に作ってみたものです。
神代杉の四方盆の部材を同じ厚さに仕上げるのに使うためでした。
古い鉋刃を用い、台も自分で掘りました。
tachibanaさんのブログにあるのは、桟をネジで止めているようですが、これは、木ねじの引独鈷(ひきどっこ)を使っています。
こうすることで、いろんな厚みの桟を簡単に作り取り替えることができます。
つまり、この桟の厚みに正確に部材の厚みを揃えて削ることができるのです。
一番薄いのは、1分半(4.5mm)です。
この部分にはバネが仕込んであります。このバネで削る部材を押しつけながら削り、刃が薄い部材を吸い上げ部材の中央部が薄く削れてしまうのを防ぎます。
このバネは、台直しの時などは、裏のネジをゆるめて取り外せるようになっています。
機械を使うようになり、ほとんど出番がありませんが、いつでも使える状態です。
本当は機械に頼らず、道具を使ってじっくり仕事をしたいのですが・・・。
追加
この鉋を使う場合、当止めは、横桟式のものでなくダボ式のものを使います。
また、薄く長い材料を削る時は、削り台の先に釘を斜めに打ち、板の厚さより短く残して頭を切り、
これに板の先を叩き込んで削ります。こうすると薄い板でもたわみません。
先を両面テープで止めることもありました。但し、両面テープで止めた部分はテープの厚みだけ薄くなります。