木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

夏休み その3

2010-08-11 22:53:26 | 故郷信州にて


実家に戻り、墓参りを済ませ、母に会いにグループホームへ。
90歳を越え、私と自分の弟との区別もはっきりしなくなっていますが、元気で穏やかな毎日を過ごしていてくれる事が何よりです。
この日は、ホームの納涼夏祭り。ちょっと早い夕食の後、祭りへの家族の参加は妻にお願いし、私は大学時代のサークルの同窓会へ。

数年前から始まった同窓会、昨年から、ここAさんの別荘「臼田荘」で夏に実施しています。
偶然にも、そこは私の実家の隣町。母のお世話になっているグループホームのすぐ近くなのです。

今年はやや少なかったのですが、東京、埼玉、静岡、愛知、京都から7名が集まりました。
大学に入学して今年で40年。こうして集うと40年の年月の流れが嘘のようです。
古き良き仲間と夜遅くまで語り合いました。


翌日は、みんなで臼田宇宙空間観測所へ。
直径64mの巨大パラボラアンテナを下から眺めると、その迫力に圧倒されます。
最近、7年ぶりに地球に帰還した「はやぶさ」との連絡にもこのパラボラアンテナが使われていたのです。


展示棟の内部。


「はやぶさ」やイトカワに関する展示もあり、詳しく学ぶことができます。


アンテナの回りには、太陽から木星までの天体の模型が55億分の1に縮小して展示されていました。
数年前、理科の授業で生徒と太陽系の模型を作った事が、とても懐かしく思い出されました。

昼食後、友と別れ、実家に戻り、夜帰京しました。


この旅では、もう一カ所、今年隣町に開館した、川村吾蔵記念館にも行って来ました。
主にアメリカで活躍した彫刻家ですが、川村吾蔵の名はこの記念館ができるまで知りませんでした。


夏休み、わずか4日間でしたが、故郷信州の山々を眺め、歴史や人の営み・偉大な足跡に触れ、さらに母の元気な顔を見て、懐かしい友とも語り合った、実に密度の濃い旅でした。


コメント
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