木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

テレビ台 仕口の加工

2010-08-20 22:30:27 | 木工
荒削りした板の寸法取り

長さは、横切り盤で正確に切れますが、幅を決めるのには、この長棹罫引が必需品。


地板、棚板と脚の接合は、箱ほぞで継ぎます。


まず、差しほぞを調整して継ぎ、


箱ほぞは板の中央でつながるようにしました。


接合度も大きく、かなりの強度を持たせることが出来ます。


ほぞの調整が出来たら仮組み。地板に棚板の脚を差し込み


棚板を乗せ、


棚板に2段目の脚を差し、


天板を乗せて仮組み完了。

実際に置かれる場所と使い方に合わせ、違い棚風にしてみました。
次は仕上げの鉋削りと、仕上がった板に合わせて箱ほぞの長さ調整です。


コメント
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