Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

「Chunの部屋」もよろしく。メアドもそちらにありますよ。http://aka.gmobb.jp/chuns_room/

REVIVE

2014-08-21 00:45:20 | 脛骨欠損のお子様をお持ちのご両親へ

Revive

娘さんを自転車に乗せてあげたい。
その思いは娘が4歳の頃から
いろいろ調べ、いろんな人にご迷惑をおかけして。結果離散してしまっていた その話。
今年に入り、再検討をしてくださっているタイミング。
なので、少しでもお勉強。
しておかなければ。

この自転車
歩くように自転車にのる
がコンセプトらしい。
身体に合わせて様々な合わせこみが可能な設計がなされているようにみえる。そんな自転車。
娘さんか漕ぎやすいような形を模索するのにいいのかも。

いろんなことを考えますね。
高齢化社会に合わせて、さまざまなものが開発されてくる。
アンテナを高くして、その中で義肢装具使用者にとり、活用できそうなものがないか考える。
習慣になりつつありますね。

これまた川村義肢の慶社長からのご紹介。やはりアンテナが高いですね。叶わないながらもついていかなければと 日々反省です。

こうした自転車をお借りして、義肢製作所さんやメーカーさんと協力できれば、「義足でも乗れる自転車」が作れないかしら。
そうした思いをもちますね。

遠藤さんや佐野さんなど、工学の分野からさまざまなアプローチが行われつつある今。考えていけないかしら。
一患者からの意見は、小さいかもしれないけれど。たぶんその後ろには同じような状況を当たり前だと思わされている患者がいる。患者家族がいる。

私のように声を上げるのは 珍しいよね。だって、それより日常に大変なことが山積みだもの。

でもだからこそ。
今私にできること。たくさんあるかもしれないから。
気力が続く限り、いろんなことを真剣に考え続けていきたい。

まぁ。仕事の内容よりも、娘さんのことを考えている時間がもしかしたら長いかもしれないのは内緒。
でもまぁ。
その経験は不思議と仕事にも生きるんですけれどね。


以下、参考リンクより


http://www.giant.co.jp/revive/


『歩くように、自転車に乗る』ため、ちょっと おせっかいします。?
?我々が二本足で歩きはじめてから、ずいぶん長い時間が経ちました。ですがそんな期間を経た現在でも、歩く以上に、カラダに良い運動は生まれていないのです。歩くのは、カラダの胸から下にあるほとんどの筋肉を使用し、体軸バランスを調整しながら進む運動。走る動作のような衝撃も少ないので、ストレスなく長時間運動するのに最適です。問題なのは、エンターテイメント感のなさ。そのスピードの遅さのため、楽しい気持ちになかなかならないのです。
?一方、人力での最速の動作である自転車に乗る行為は、そのスピード自体が心とカラダのストレスを癒してくれます。その移動のラクチンさのおかげで、長時間長距離、歩くよりもラクに楽しく有酸素運動できます。
ただ、これまでの自転車のつくりには、競技用自転車の思想が伝統的に反映されています。つまりスピードを出しやすく、うまくなればウィリーなどもしやすいのですが、使う筋肉のバランスは、歩きに比べてバラバラ。自転車に乗るとももや腰など、部分的に疲れてしまうのはこのためです。
?「歩くように、自転車に乗れたら」。そんな相反する理想を実現したのが、全く新しいコンセプトの乗り物、リバイブです。『MTBワールドカップ』や『ツール・ド・フランス』など、世界最高のスポーツバイシクルシーンを走るトップブランドが、そこからフィードバックしたデータ&技術を使いました。できあがったのは、カラダと心に気持ちいい、というコンセプトの、これまでにない乗り物です。


アナタの姿勢が良くなるように、ちょっと おせっかいします。?
『歩くように自転車に乗る』ためには、リバイブの寝そべるような乗車姿勢が大切です。これまで太ももの筋肉(大腿四頭筋)だけが受け持っていたペダリングでの負担を、下半身全体の筋肉、歩く時に使うのと同様の筋肉へと分配します。それが、長い時間気持ちよく乗れる理由です。
もう一つ大きいのが背もたれの効果。これまでは腰の筋肉が受け止めていた上半身の重みと下半身が作った踏み出しの力。リバイブはこの応力を背中全体からおシリ、太ももの裏側で分配し、受け止めます。現代病とも言える腰痛のほとんどは、体幹のコア筋肉と呼ばれる腹筋群、広背筋、腸腰筋などが運動不足やストレスなどにより硬化し、疲労しやすくなることで起こります。
リバイブは、これらコア筋肉を動かしほぐすことで、コア筋肉の硬化を、ひいては腰痛の予防にもなります。医学博士、筑波大学運動生化学研究室征矢英昭助教授によると、体幹から下半身の筋肉がバランスよく使えるようになれば、日常生活での姿勢も確実に良くなり、余計な筋肉の緊張が取れるそうです。おまけにこの寝そべった姿勢は、精神の緊張をほぐすのにも最適だそう。運動生化学的にもストレスを癒してくれる乗り物、なんですね。
?一般サイクル車ではペダリングで太ももの表側を多く使い、上体の重さをサドルと腰で支えています。リバイブでは上体の重さを背もたれで分散し、下半身全体でペダリングすることで筋肉への負担も分散させているのです。上体が起きた姿勢は目線が高く、安心感を生み、楽しいライディングが可能になるのです。?


アナタ専用の乗り心地になるよう、ちょっと おせっかいします。?
?身長や腕、脚の長さ。ヒトのカラダはそれぞれ違います。だから最適な乗り位置=ポジションも、一つとして同じものはないんです。ところがこれまでの自転車は、そんな基本調整すら一大事。新たに部品を買わなければいけなかったり、あるいは調整なんかできなかったり。
そこで、リバイブは、自転車とアナタの接点である3ポイントの調整を簡単にできるようにしました。それが、サドル位置、ハンドル位置、ペダルとの距離。アナタだけに最適なポジションになれば、オーダーメイドのような走り心地になります。そして、全体に低めの乗車位置のおかげで自然と足つき性も良くなり、安全に。スポーツバイクブランドとしての、おせっかいです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手で漕げる自転車「Varibike」

2014-08-20 00:10:00 | お気に入りの「その他」
手で漕げる自転車「Varibike」


―通常の自転車よりも駆動力が31%アップ????

「Varibike」
これ!!! もしかしたら訓練次第で娘に使えるかもしれない気がします。 
川村義肢の社長の慶様に教えていただきました。
本当にありがとうございます。 

普通の自転車のペダルを補助するような形で、ハンドルの下にハンドルがつき、足と手の両方で漕げる。
そんなのあるんだなぁ。という。

この原理なら、両足義足で難しいかと思われる漕ぎ出しも、なんとかなるだろうか。
やはりバランスが取り切れるかは課題だけど。

日本の公道で自転車扱いで使えるんでしょうか・・・ いろいろ考えてしまいました。 
今まで見た中で、娘さんが一番現実的にのれる可能性がありそうな自転車です。 

調べてみたら59万円・・・高いですね。 これには・・・補助とか出ないんだろうなあ・・・・。 こういうのをヒントに自転車を改造できたら、義足のの人が自転車に乗れる助けになりそうですよね。 うーむ。
なにごとにも・・・・やはりお金が必要なんですね。 なるほど・・・。 そのお金が、だめで元々出せるかどうか・・・それで娘の人生が変わると思うと、悩みますね。うーむ。

しかし
これを買うには、娘さんのある程度の気持ちと「乗りこなしたい」という意欲が必要。遊び感覚で買える値段じゃない。
聞けば遠慮しそう。
そうだよね。今すでに「自転車は乗れない」って思っているわけだから。(^^;;

バネ義足も自転車も、リスクを承知でまず購入するしか手がないのかな。サラリーマン家庭には厳しい現実だなぁ。

なにか方法はないものだろうかね。
うーむ。




以下、サイトより参考・・・・

ドイツ Varibike は、足だけでなく、手でも漕げる自転車「Varibike」を販売している。価格は4,499ユーロ(約59万円)。
Varibike は従来型の足漕ぎペダルに加え、手漕ぎペダルが取り付けられた自転車。手の力が活用可能になったことで、駆動力は従来型の自転車よりも最大で31%増加したという。
Varibike を開発した Martin Kraiss 氏は、開発の目的を次のように述べている。
「スポーツ器具としての自転車は、バランスが取れていないものだ。その推進力は脚力に依存している。上半身はじっとしたまま動いておらず、運動していない。我々の開発の目的は、全身運動が可能で、より高速で走れる自転車を開発することだった」
Varibike での走行は全身運動となるため、心肺機能の改善や減量を目的とした有酸素運動を行いたい人に適しているという。また、腕、胸、肩、背中といった上半身の筋肉強化を目指す人の利用にも推奨できるとしている。
Varibike はスポーツ器具としてだけでなく、実用的な自転車としても優れた性能を発揮する。例えば、登坂の際には、全身の力を活用可能な Varibike の構造により、従来型の自転車よりも楽に坂を登れると Kraiss 氏は説明している。
Varibike には手漕ぎペダルとは別にハンドルも取り付けられている。ブレーキはハンドルに装着されているため、坂を下る際にはハンドルを掴んでの走行が推奨されている。ハンドルはまた、不安定な場所を走行する場合に、車体をコントロールするためにも有効だという。

http://internetcom.jp/interestingly/20130907/1.html


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「夢の扉+」 坂道をラクに歩く電力ゼロの歩行アシスト装置 

2014-08-19 00:45:06 | 義肢装具や関連のお話
「夢の扉+」
坂道をラクに歩く電力ゼロの歩行アシスト装置 

娘さんとテレビをみていたら、偶然やっていた番組?
その中で歩行補助具の紹介がされていました。

モーターがいらなくて軽量。バネの力で足の振り出しを助けてくれる。
テレビでの使い方をみていて、考えたこと。

「これ。お姉ちゃんがつけたらどうなるんだろう?」
おそらくいまは、想定されていないだろうけど。
義足使用者のネックと高齢者のネックは歩行において似たところがある。
たぶん効果はある。そう感じた。

娘さんは驚くべき高活動と言われるけれど、普通の子に比べると歩行速度が遅く疲れやすい。
高齢者のロコモティブシンドロームの状態に似ているかもしれない。

なんというか。
この器具をつけることで。補助されながら歩くうちに、筋肉も鍛えられるのではないのかな。
義足を履き始めた時期にも、絶大な効果を発揮しそうな気がする。

どうなんだろう。
興味深い。
一度連絡をとってみなければね。

今の時期、ちょうどそろそろ高学年。今まさに娘さんに必要なサポートなのかもしれない。
検討してみなければね。うん。




参考リンク先はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=cMFP8tfzGXU&feature=youtu.be#

https://www.evernote.com/shard/s31/sh/a9b54414-f276-4517-9158-aac8400c9b40/286c40a9e4e48b5bbd2d974d7eb9454e


以下、記事抜粋

中高年になると、ひざ痛に悩まされる方が ぐっと増えてきます。
中高年の膝は、サビついたように動きが鈍くなり やがて痛みで思うように歩けなくなってしまいます。
それを機械の力で解消する歩行アシストの研究が進められ大きな期待が寄せられています。
しかし、現状のものは動力のバッテリーやモータを使うため重量が重く、値段も高価なものになっています。
名古屋工業大学 機械工学科教授 佐野明人さん(51)が開発している歩行アシストは、モーターやバッテリーも
制御のコンピュターも何もついてない「究極の歩行アシスト」です。


装着すれば、魔法のように足が自然に動き出します。
坂道も山道もらくらく歩けるこの装置は、まるで魔法のよう。
70歳の女性に装着すれば、 山道を軽やかに駆け上がることができます。
それを実現しているのが「受動歩行」という原理です。
佐野さんは、この夢の技術の実現のために「歩く原意」を30年間研究し続けました。
普通の歩行ロボットは、「動歩行」といって軸足に重心をおかない歩き方で、倒れる前に次の一歩を
踏み出すことにで歩行を実現しています。


ところが、受動歩行は、人間の歩く原理をとことん追求、歩行しようとするときに自然に動きが生じる「物理現象」
つまり、「物理的な基本原理」によって動きだすのです。
そのため、動力も制御もまったくいらず、まるで人間のように自然に歩きだすことができるのです。


佐野さんの研究室では、この原理で開発された下半身だけの歩行装置をスロープのついたコンベアにおき、
無動力、無人状態で、なんと連続13時間45分、10万650歩、距離にして15.2kmの歩行を実現し、2010年のギネス記録に認定されました。
この装置を足に装着すれば、山道も坂道もラクに自由に歩くことができる、究極の歩行アシストが完成するのです。


佐野さんは、今、この技術を介護の現場活かしたと、まったく新しい原理の歩行器を開発しています。


歩く原理を解明し、歩く喜びを伝えたい。佐野さんの挑戦は、今最後の追い込みに入ろうとしています。
*     *

この歩行アシスト装置を調べてみたところ、 無動力歩行支援機「ACSIVE」として、
岐阜県の福祉機器メーカー株式会社今仙技術研究所IMASENが、2014年秋に商品化シて販売する予定のようです。
脳卒中後遺症の歩行アシストやレジャー用途として販売価格は15万円程度のようです。


株式会社今仙技術研究所 岐阜県各務原市テクノプラザ3-1-8

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「RAT12」発行です。^o^

2014-08-18 00:18:00 | お気に入りの本
「RAT12」 発行です。

私が今年から参加させていただいている雑誌、RAT。
その12号が発行されました。
もうすぐ手元に届きます。

今回は、テーマは「音楽」
娘さんが年少さん最後のひな祭りお遊戯会で、保育園の先生方の工夫のおかげさま。
素晴らしい経験と達成感を感じさせていただけた。そんなご紹介。

障害をもつ子どもの存在を個性と捉え、それを全体の中で生かすための最善策を考えていく。
これは、たぶん。
保育園に限らずに様々な場面において応用できる。

たぶん、障害者でなくても。様々な個性を集団で生かし切るために。
皆がWIN-WIN になるために。
学ぶべきことだなぁと今なお思います。

こんな経験を目の当たりにして、私自身も自らの生き方を反省したり。
職場でもそうしたことを考えるようになったり。
娘にとって、何が一番必要なのかを考えるようになったり。

この体験のおかげさま。
私自身素晴らしいヒントをいただいた。そんな経験のおすそ分けが描かれています。

挿絵やデザインは、北野玲さん。
何度みても素敵な仕上がりに、感動なんです。素晴らしいですね。

冊子の印刷がまた。しっかりしていて素晴らしく綺麗。^o^
なんだか記念になるのです。

もしよかったら読んでみて下さいね。欲しい方は…

「北野玲 RAT」で検索していただければわかると思います。
どうかよろしくお願いいたします。


次回RAT13 テーマは 色
ハロウィン演奏者募集も始まりました。^o^
どなたか一緒に参加してみませんか。^o^
たのしいですよ。






コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

義足のソケットのトリミングライン

2014-08-17 00:11:46 | 義肢装具や関連のお話

義足のソケットのトリミングライン

今年の新しい本義足
ほぼ仕上がりまして、試しばきをしております。
すると、前屈した際と左右開脚した際に、それぞれソケットが食い込む。

毎年のこと。
我が娘さん。からだが柔らかくて。
特に前屈と左右開脚は無制限な感じ。だからして普通のソケットのトリミングデザインだと皮膚に食い込むんですよね。

写真で見るとわかるかしら。
昨年のを見ると外側ソケットのデザインが大きく控えてある。
こうしてあることで、結果として二重ソケットの内側がしなりやすくなり、食い込みそうな時にしなることで対応する。

内側ソケットをあまり短くするのも、考えもの。支持がしにくいからね。
そのあたりの微妙なバランス。
それこそがたぶん、大先生の腕 なんだろうな。

昨年のこのデザインを 本人がいないところで 一発で作るんだもの。
真似出来ないんだろうなぁ。

しかしやはり
我が娘さんは。一般的な教科書通りのソケットのデザインだと、ほぼ必ず支障が出るわけで(^^;;
なんていうか。
少し、教科書通りのデザインを 汎用性が高いものにすればいいのにって思ったりする。

だってさ。
可動域が広い娘に対応したソケットデザインは、スポーツなんかをする時にも大いに有効なはず。
そう思うのだけれど。

そのわりに
大先生の書いたソケットデザインの本、あまり書店で見ないなぁ。
素晴らしい経験からくる知見と技術の結晶だろうに。
もったいない。

たぶん業界団体の中でも派閥とかあって、そういうところを突き抜けた人が出した方が売れる仕組みがないのかな。

ともあれ、ソケットデザイン
また、治してもらう相談になるんだろうな。
うーむ。

義肢製作マニュアル
田澤英二
http://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/4263213483/











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

暑中見舞

2014-08-16 00:07:47 | お出かけ!

暑中見舞

娘さんから私の祖父母へ
暑中見舞を送りました。
そして8/14 久々に遊びに。
元気そうで何よりでした。

お盆真っ最中にも関わらず、無謀にも岐阜県白鳥町に行って来ましたよ。
天気も小雨、山はくもくもでしたけどね。^o^

目的地はウイングヒルズ満天の湯
貸切露天風呂です。

まぁ
道中を車で楽しみ、サービスエリアなんかで遊びつつ
昼ごはんついでに貸切露天風呂へ。

行きの手前のパーキングエリアで前売り券を買って 念のため予約もしましたよ。

景色のいい和室の座敷でのんびりご飯がとれるのがいいところ。
なかなか時間無制限でゆっくりできる場所ってないもの。
こういうところは貴重です。

曇りと小雨が交互。
でも景色はなかなかよくて
湿度もあまりなくちょうどいい涼しさ。
いい感じでした。

貸切露天風呂はね。
浴槽は十分広いんだけど、脱衣所が狭いかな^o^
リアルに0.5畳くらいしかない感じ。
プラス0.5畳に靴を脱ぐところ。
合わせても一畳強かな

我が娘さんには狭かったね。
こういう時には、ものすごいスピードで義足の着脱をしてくれるのがお姉ちゃんのすごいところ。
やはりやればできるなぁ。(^^;;

露天風呂から見える景色はなかなかよくて。つい入りすぎる感じ。
出る時には子供達と私は先に出て、祖父母達はゆっくり後からにしてもらいました。

待っている畳の大広間でフルーツヨーグルトやコーヒー牛乳。
なんかいいね。
風呂を出たら、すぐに帰路へ。
流石に混む前に帰ってこれましたとさ。^o^

日帰りのプチ旅行。
祖父母達は10年以上ぶりの露天風呂だったらしいし。いいことだ。
うんうん。
よかったよかった。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自己受容について

2014-08-15 07:58:51 | 障害者の父親になって学んだこと

自己受容について

自己受容の段階の中で、自分の両親を受容するファクターにおいての話。
ちとややこしいけど、考えた。

知人がこんなことを言っていた。
考えさせられた。
なるほどねとも思う。

両親への気持ちの解放。
本当は愛してもらいたいし愛したい人を、憎んで憎んで憎みきれなかったのは、愛されていない悲しい現実に向かえないからだった。
この現実を受け入れていたなら、もっと率直に憎んで、それに飽きて、それから相手の価値観を理解しようと努め、何か分かることがあったんだろう。
相手が自分と似ていると、妙に庇いたくなる部分もあったりして、憎みきれない。自分を憎むのに似ているからだ。
自分を否定するときって吐き気がする感じがあるけど、身内なんかの悪口言う時も同じ。本当に家族って、客観視できない存在なんだと空恐ろしい。
人ひとりを徹底的に憎みきる、なんて難しい。でも、憎むことが悪であるから、自分を楽にするために相手を「少しはいい人」認定してしまうと、問題はこじれる。
憎んだらいいと思う。許すまじ、それくらい自分の感情を大事に味わい尽くすことが先決だと思う。愛はその先にある。

自分の両親が自分に対して、実は意外とひどかったり、そのくせ気まぐれには優しかったり。人間だからたくさん失敗も後悔もしているということも含めて、理解し受容をする時、陥りやすい罠。
それは、何処かで親を無意識にかばい、親に対するマイナスな感情を解放できないということがある。

まずはある部分、親のその時の行動や対処を憎み、その怒りを自分なりに咀嚼し、そのあとで両親の立場になってみる。両親はどうしてその時
そんな行動をしたのか想像して行く。
多くの場合、実は想像がつく。実は気がついてもいる。そのことを整理して行く。そして…さらにその原因を突き詰めて行くと。なんというか、「皆がその時はその人なりに精一杯だったんだな」ってわかってくる。良くも悪くも。

そこまでわかるといい。いつのまにか解放できた怒りは離散して行く。
そう思う。

そのプロセスの中でハードルが高い部分。「トラウマになっている事実を受け入れて認められるか」「いかに実の親を憎むか」「実の親の立場で考えられるか」ということ。

おそらくはこうした連鎖は、いろんなところで起きていて、家族だけではなく、会社組織でも社会の仕組みとしても起きている。
事実を認め、原因を特定して気持ちを出し切り、その時の相手の立場に立ちながらその根源を突き詰める。
いろんな場面につながる考え方かなと思うのだ。

ふぅ。
こんがらがる。


自己受容の話。
いろんなところで苦しんでいる人がいる。障害をもって生まれて来た子供達は、さらにそのリスクがますように思う。

だからこそ
我が娘には自己肯定感を
そう思ってやまない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「RAT12」 八月演奏会

2014-08-14 00:55:01 | お気に入りの本

「RAT12」 八月演奏会

今年はじめから、縁あって参加させて頂いている雑誌「RAT」の12号の編集作業が完了したようです。
今回からは新しい取り組みが始まっています。

テーマは音楽。
たくさんのひとが思い思いに「楽器演奏者」を描き、それらをReiさんが絶妙なセンスでデザインしていく。
それらはfacebook上で公開で行われ、なんと発行前にリアルタイムの感想までが掲載される。


私は今回、娘が保育園の年少さんだった頃のエッセイを寄稿しているのですが、それにちなんだ演奏者を参加させています。
両足を揃えて立ちながら両手で楽器を演奏するという何気ない動作が難しい両大腿義足。台にも上がらずに済み、舞台袖なので後ろからも支えやすい。
さまざまなことを検討されての大抜擢でした。

エッセイを書き上げたあと、絵を描かせてもらいまして。当時の写真を眺めながら、あえて義足を露出させての形としました。なんというかそれこそが個性であるような気がして。出来上がりがなんとも楽しみです。

少しして娘さんがカラー粘土で作った妖精さんを持ち帰ってきました。
なんと笛を吹いています。
小学校で自由オブジェを作り、好きな学校の風景と一緒に写真を撮る授業に使ったそう。出来上がりは何処かで見られるのかな。楽しみな限りです。タイミング的に演奏会に参加出来たため、編集長のReiさんに相談。本当は絵だけを描いて載せるはずだったのを、特別に認めていただけました。
娘さんにとってはいい記念。素敵な記録になることでしょう。


さて、この演奏会。好評につき10月にも行われるとのこと。もしよろしければ是非お気軽にご参加を。
なんだか自分の造形物が、形になるって素敵ですよ。まったく経験のない人にこそ、経験して見る価値が大きいのではないか。今はそう思えます。
RATに誘って頂いたReiさんのおかげさま。いまではすっかり魅力の虜。
次号はどうしようかと考えるのが楽しみな自分がいます。
心からお勧めですよ。(^.^)

あ、そうそう
RAT12は8/17発行 600円です。
もし興味がある方は、「北野玲 RAT」で検索してみてください。
次号に参加してみたい人も(^.^)
よろしくお願いします。










コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「よかたい先生」三枝三七子 を読んで

2014-08-13 01:57:53 | お気に入りの本

「よかたい先生」三枝三七子 ?を読んで

娘さんがなんだか難しい本を借りて 、感想文に取り組み、苦労しているのでわたしも読んでみた。
これは… 難しいかも。(^^;;

わたしなりに内容を簡単に抜粋してみよう。流石にヒントを上げないと、お姉ちゃんが混乱しているみたいだしね。(^^;;

さて、自分流にあらすじ。
書いてみよう。

患者さんと医者の立場を超えてわかりあおうとした原田先生の物語。
お父さんを継いでなんとなく医者になった原田先生は水俣病をみたことで変わって行く。
メチル水銀中毒を見つけ、それがお母さんから生まれてくる子供に伝わることを見つけた。

第二の水俣病がおきて、先生は考えた。病気の原因がはっきりしていても、きちんと社会として認識されていないってことを。そうしないと悲劇は繰り返されるってことを。
そうして原田先生は水俣病をきちんと調べて、みんなに伝えようと努力をし始める。

毒を食べてしまった人達をちゃんと調べて、其の後どうなっていくか調べることで、人類みんなの経験になるのに、そのころの日本という国では残念ながらそうはならなかった。だから調べて裁判がおこなわれた。
いろんな人に反対されながらも原田先生は苦労して裁判した。あきらめなかった。でもその結果はいまだに十分とは言えない。

本当は国が始めから病気を公害と認めて、汚い水を流した会社を指導していれば、患者さんは少なくて済んだ。でも国はやらなかった。
来たない水を飲んだ魚を食べないように国が決めれば、患者さんは広がらなかった。でもしなかった。
そのころの国の何処かに、「弱いものは我慢するのが当たり前」という考えがあったのかなと思うと残念。

水俣病は治らない。
治らない病気を前にした時、医師は治りたいと思う患者さんを手伝うだけでいい。そのことに先生は気がついた。

僕らはいま、快適な暮らしをしている。でもその代わりに、環境を大切にするという心を失ってしまいつつあるような気がすると先生は思ったんだ。

そのことを伝えきいた三枝さんと言う人が、絵本を作ることを思いついた。「みなまたの木」という絵本。
それを作った。
原田先生は亡くなってしまったけれど伝えることは出来る。

原田先生はこう言っていたそうだ。
「水俣病のおかげで、ぼくの人生は輝いたものになった。」
三枝さんも同じような想いをもったことだろう。


なんだかものすごく、共感する。
「娘さんが両足脛骨完全欠損症だったおかげて、わたしの人生は輝いたものになった。」それはいまでも間違いないのである。
すごくわかるなと思ってしまった。
(^.^)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お気に入り写真 「ひまわりと高原」

2014-08-12 01:36:55 | お気に入りの絵・写真

「ひまわりと高原」

2014年夏
八ヶ岳の牧場公園にて

わたしの中では久々に好きな一枚

二泊三日の山梨旅行
こうした写真を撮る余裕ができたこと
とてもありがたい
娘たちの成長のおかげさま


やはり高原はいい
清々しい気分になる
突然に視界がひらけ、空と雲と緑が目に飛び込んで来る
風が胸のつかえを吹き飛ばしてくれるよう

なんだかそんな記憶
少しでも伝えたくて
写真を撮ってみました

毎日を一生懸命に
さまざまなあたりまえのことに、一つ一つ真剣に
今の自分に出来ることをするのも大切だけれど
たまには頭を空にして自然に身をゆだねるのもいい

なんだかリフレッシュさせてもらった
家族のおかげさま
また毎日を一生懸命に
生きていける気がします





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする